この記事ではゴールド初心者向けに、おすすめ業者をランキング形式でご紹介します。
ランキングは、レバレッジ・スプレッド・最小/最大取引数量・スワップポイント・ストップレベル・ロスカット率・信頼性・サービス面などを考慮して、「短期売買に有利か」「少額取引に有利か」で総合評価しています。
レバレッジをかけられるCFDにはたくさんの種類がありますが、その中でもゴールドは以下のような特徴を持った人気銘柄です。
ゴールドCFDの特徴
- ポンドよりも高いボラティリティだから稼ぎやすい
- 米ドルと逆相関の関係にあるから取引しやすい
- 価値が安定していて価格が上昇し続けている
ただ、ゴールドは「殺人通貨」で名高いポンドよりもボラティリティ(価格変動率)が高くハイリスクな金融商品です。
しかし、すでに海外FX・MT4での取引経験がある人なら、価格変動要因さえおさえておけば比較的取引しやすい銘柄です。
ゴールドについての簡単なレクチャーや、海外ゴールドと国内ゴールドとの違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ゴールド(XAU/USD)総合ランキング
ではさっそく、おすすめ業者ランキングを見てみましょう。
比較対象の銘柄はXAU/USD(ゴールド/米ドル)、口座タイプは取引手数料無料のスタンダード口座またはスタンダード口座と同スペックの口座タイプです。
\ゴールドの取引に向いている業者/
1位 | 最も少額短期売買向き Exness |
口座レバレッジ 最大2,000倍 (無制限) |
スプレッド 2.0pips |
2位 | 最もバランスがいい ThreeTrader |
口座レバレッジ 最大500倍 |
スプレッド 1.2~2.1pips |
3位 | 最もバランスがいい TITANFX |
口座レバレッジ 最大500倍 |
スプレッド 1.5~2.6pips |
4位 | スプレッドが業界最狭 TradeView |
個別レバレッジ 固定100倍 |
スプレッド 1.1~2.3pips |
5位 | 日本人に大人気 XM Trading |
個別レバレッジ 固定1,000倍 |
スプレッド 2.5~3.3pips |
6位 | 中上級者も太鼓判を押す AXIORY |
個別レバレッジ 固定100倍 |
スプレッド 2.4~4.7pips |
7位 | あなどれない新興業者 OX Securities |
口座レバレッジ 最大500倍 |
スプレッド 2.1~3.0pips |
8位 | 大口取引に有利 MILTON MARKETS |
口座レバレッジ 最大1,000倍 |
スプレッド 2.8~3.0pips |
9位 | 平均的なスペック CXC Markets |
口座レバレッジ 最大500倍 |
スプレッド 2.7~3.4pips |
10位 | 平均的なスペック FBS |
個別レバレッジ 固定333倍 |
スプレッド 2.6~3.5pips |
11位 | ストップレベルが広すぎ FXGT |
口座レバレッジ 最大1,000倍 |
スプレッド 2.1~4.0pips |
12位 | レバレッジが低い MYFX Markets |
個別レバレッジ 固定100倍 |
スプレッド 2.6~4.0pips |
13位 | ストップレベルが広すぎ LAND-FX |
個別レバレッジ 固定200倍 |
スプレッド 1.4~2.0pips |
14位 | スプレッドが広い Exclusive Market |
口座レバレッジ 最大500倍 |
スプレッド 3.5~3.7pips |
15位 | マイナススワップが高すぎ iFOREX |
個別レバレッジ 固定200倍 |
スプレッド 4.0pips |
16位 | レバレッジが最も低い BigBoss |
個別レバレッジ 固定50倍 |
スプレッド 2.7~5.8pips |
17位 | 特にメリットなし FxPro |
口座レバレッジ 最大200倍 |
スプレッド 2.5~3.4pips |
18位 | 特にメリットなし HFM(HotForex) |
個別レバレッジ 固定200倍 |
スプレッド 3.0~4.1pips |
19位 | スプレッドが広すぎ FXDD |
口座レバレッジ 最大250倍 |
スプレッド 3.6~4.5pips |
20位 | スプレッドが広すぎ Windsor Brokers |
個別レバレッジ 固定250倍 |
スプレッド 3.5~4.6pips |
21位 | 信頼性がネック IronFX |
個別レバレッジ 固定200倍 |
スプレッド 3.8~4.2pips |
22位 | スプレッドが広すぎ IFC Markets |
口座レバレッジ 最大200倍 |
スプレッド 4.5pips |
23位 | スプレッドが広すぎ TradersTrust |
個別レバレッジ 固定100倍 |
スプレッド 4.6~5.9pips |
24位 | スプレッドが広すぎ IS6FX |
口座レバレッジ 最大1,000倍 |
スプレッド 5.0~6.4pips |
※ スタンダード口座またはスタンダード口座相当の口座タイプで比較。
※ 計測条件・計算方法・詳細については、本文でそれぞれ個別に解説。
第1位〜第6位は信頼性・安全性も高い優良業者
第1位のExnessは、ゴールドを短期売買・少額取引するにはもっとも有利な業者です。
ただ、極端にハイリスク・ハイリターンなトレードスタイルになりやすい上、スプレッドが少々広いのがネック。
初心者や一般トレーダーにおすすめなのは、第2位のThreeTrader・第3位のTITANFXです。
この2社は、レバレッジ500倍かつ非常に狭いスプレッドでゴールドを取引できます。
また、その他の取引条件・サービス・サポートも優れているため、もっともバランスの取れたおすすめ業者です。
スプレッドがもっとも狭いのは、第4位のTradeViewです。
ただ、レバレッジ・ロスカット率・最低入金額といった資金面での条件が他社よりも劣るので、利用できる人は数百万円レベルの資金を用意できる中上級者の人に限られると思います。
第5位のXM Tradingと第6位のAXIORYは、取引条件が平均以上である上に、実績が長くトレーダーからの信頼も非常に厚いため、安心して利用できる優良業者です。
ランキング下位にいくほどスワップポイントも高くなるので、早朝のロールオーバーをまたぐ取引には十分注意が必要です。
各スペックの詳細・計測条件や計算方法については、「スペックごとの個別ランキング」で詳しく解説します。
取引条件で選ぶなら「Exness」「ThreeTrader」「TITAN FX」
レバレッジ無制限でゴールドを取引できるのは「Exness」だけ
業界でもExnessほどハイリスク・ハイリターンなトレードスタイルを実践できる業者は他にありません。
Exnessの最大レバレッジは、なんと無制限!(実際のレバレッジは2,100,000,000倍)
ポジションを立てる際の必要証拠金は不要です(ロスカットに耐えるだけの口座資金は必要)。
さらに、通貨ペアは127種類と充実していますし、スプレッドは全体的に狭く安定しているので取引コストは格安!
もちろんゼロカットを採用していることに加え、ロスカット率も0%なので口座資金全額を使ってロスカットに耐えられます。
ボーナスはありませんが、日本人スタッフによる手厚いサポートや誠実な入出金対応も魅力です。
\Exnessについてもっと知りたい/
2021年上陸の「ThreeTrader」は取引条件・サービスが業界最高レベル
2021年5月にサービスを開始したThreeTraderは、業界の常識を覆す期待の新興ブローカーです。
ボーナスはありませんが、「取引条件良し」「サービス良し」「顧客対応良し」の3拍子そろっており、すでに日本人トレーダーから絶大な人気を集めています。
最大レバレッジは海外FX業者としては一般的な500倍ですが、2種類ある口座タイプのスプレッドはどちらも異次元の狭さ。
ロット制限は少々厳しいのですが、ゴールドを含めほとんどの銘柄がストップレベルゼロ。
特に禁止手法はなく、別口座との両建ても可能です。また、海外FX業者にしてはスワップポイントも好条件です。
入出金方法も充実しており、日本人スタッフがメール・チャット・電話・公式Twitterなどでフルサポートしてくれます。
ThreeTraderには、安心して取引できる統合環境が用意されています。
\ThreeTraderについてもっと知りたい/
株式・仮想通貨以外なら常に最大レバレッジ500倍で取引できる「TITANFX」
TITANFXは、過去に日本で名を馳せたオーストラリアの「PepperStone」出身者が立ち上げた海外FX業者です。
取引条件は「最大レバレッジ500倍」「最小取引単位1,000通貨」「通貨ペア57種類」と一般的ではありますが、取引コストは業界最安水準です。
ゴールドを含む全銘柄を最大レバレッジ500倍、狭く安定したスプレッドで取引でき、口座残高によるレバレッジ制限もありません。
そして、なんといってもサポート体制が素晴らしく、チャットは平日24時間対応で営業しています。
ボーナスは一切ありませんが、メインの取引口座として利用可能な、スキャルピング・自動売買に特化した業者です。
\TITAN FXについてもっと知りたい/
ボーナスで選ぶなら「XM Trading」「FXGT」
口座開設ボーナス・入金ボーナス・取引ボーナスを常時開催している「XMTrading」
XM Tradingは、日本人にはお馴染みの人気業者です。
海外FX初心者の人は選んで間違いありません。
最大レバレッジは1,000倍、最小取引単位は10通貨なので、1万円程度の資金からでも取引を始められます。
さらに「口座開設ボーナス13,000円」「100%+20%入金ボーナス」「友達紹介プログラム」「ロイヤルティプログラム(取引高に応じたポイントプログラム)」などのキャンペーンを常時開催。
また、不定期で期間限定キャンペーンも開催します。
日本語サポートの品質は業界最高レベルなので、海外FX初心者・未経験者も安心して利用できます。
\XM Tradingについてもっと知りたい/
キャンペーンのバリエーション・開催頻度が業界No.1の「FXGT」
FXGTは、通貨ペアと仮想通貨(暗号資産)の取引に特化したハイブリッドブローカーです。
不定期に開催するキャンペーンのバリエーションと開催頻度の多さは業界No.1!
通貨ペアは48種類と少なめですが、その他のCFD銘柄は非常に豊富で、特にゴールドや仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍で取引できるのも人気の理由の一つです。
法定通貨以外にも、BTC・ETH・XRP・ADA・USDTなどの仮想通貨でも入出金できます。
約定力にも定評はありますがストップレベルが広いので、どちらかというとゴールド初心者向けの業者といえるでしょう。
\ボーナスをもらってゴールドを取引する/
口座開設ボーナス 10,000円
\FXGTについてもっと知りたい/
スペックごとの個別ランキング
スプレッドが狭いのは「TradeView」「ThreeTrader」「LAND-FX」
XAU/USDのスプレッド
業者 | スプレッド | 口座開設 |
---|---|---|
TradeView | 1.1~2.3pips | |
ThreeTrader | 1.2~2.1pips | |
LAND-FX | 1.4~2.0pips | |
TITANFX | 1.5~2.6pips | |
Exness | 2.0pips | |
OX Securities | 2.1~3.0pips | |
FXGT | 2.1~4.0pips | |
AXIORY | 2.4~4.7pips | |
XM Trading | 2.5~3.3pips | |
FxPro | 2.5~3.4pips | |
FBS | 2.6~3.5pips | |
MYFX Markets | 2.6~4.0pips | |
CXC Markets | 2.7~3.4pips | |
BigBoss | 2.7~5.8pips | |
MILTON MARKETS | 2.8~3.0pips | |
HFM(HotForex) | 3.0~4.1pips | |
Exclusive Market | 3.5~3.7pips | |
Windsor Brokers | 3.5~4.6pips | |
FXDD | 3.6~4.5pips | |
IronFX | 3.8~4.2pips | |
iFOREX | 4.0pips | |
TradersTrust | 4.6~5.9pips | |
IS6FX | 5.0~6.4pips |
※ スプレッドは2022年3月25日0時台の変動幅を計測。
スプレッドは業者の特徴が大きく現れる部分です。
ほとんどの海外FX業者が変動スプレッドを採用していて、Exness・iFOREX・W.L・IFC Marketsの4社のみ国内FX業者のような原則固定スプレッドが採用されています。
原則固定スプレッドの中ではExnessが最も狭い2.0pips。
反対に、原則固定スプレッドとはいえ非常に広いスプレッドを常に配信しているのがiFOREX・W.L・IFC Marketsの3社です。
変動スプレッドを採用している業者の中ではTradeViewの1.1〜2.3pipsがもっとも狭く安定しており、その次にThreeTrader・LAND-FX・TITANFXの順番です。
スプレッドの変動幅が非常に大きく不安定だったのがCryptoGT、CryptoAltum・FXGTです。ちなみにこの3社は、スプレッドの値や更新のタイミングがまったく同じです。
スプレッドの変動幅がもっとも小さかったのはExclusive Marketでしたが、この業者はスプレッド自体もともと狭くありません。
OX Securitiesは、スプレッド自体が非常に狭く変動幅もかなり小さい印象でした。
スプレッドを重視してゴールドを取引するなら、IS6FX・IFC Markets・iFOREX・W.L・TradersTrust・FXDD・BigBossの7社は避けたほうが良いでしょう(あくまでゴールドの取引についての評価です)。
レバレッジが高いのは「Exness」「FXGT」
XAU/USDに適用されるレバレッジ
業者 | レバレッジの種類 | レバレッジの倍率 | レバレッジ制限 |
---|---|---|---|
Exness | 口座レバレッジ | 最大2,000倍(無制限) | 有効証拠金額 |
FXGT | 口座レバレッジ | 最大1,000倍 | 取引数量 |
IS6FX | 口座レバレッジ | 最大1,000倍 | 口座残高 |
MILTON MARKETS | 口座レバレッジ | 最大1,000倍 | 口座残高 |
XM Trading | 口座レバレッジ | 最大1,000倍 | 有効証拠金額 |
CXC Markets | 口座レバレッジ | 最大500倍 | なし |
Exclusive Market | 口座レバレッジ | 最大500倍 | 有効証拠金額 |
OX Securities | 口座レバレッジ | 最大500倍 | なし |
ThreeTrader | 口座レバレッジ | 最大500倍 | なし |
TITANFX | 口座レバレッジ | 最大500倍 | なし |
FBS | 個別レバレッジ | 固定333倍 | – |
FXDD | 口座レバレッジ | 最大250倍 | なし |
Windsor Brokers | 個別レバレッジ | 固定250倍 | – |
HFM | 個別レバレッジ | 固定200倍 | – |
iFOREX | 個別レバレッジ | 固定200倍 | – |
IronFX | 個別レバレッジ | 固定200倍 | |
LAND-FX | 個別レバレッジ | 固定200倍 | – |
FxPro | 口座レバレッジ | 最大200倍 | 取引数量 |
IFC Markets | 口座レバレッジ | 最大200倍 | 口座残高 |
AXIORY | 個別レバレッジ | 固定100倍 | – |
MYFX Markets | 個別レバレッジ | 固定100倍 | – |
TradersTrust | 個別レバレッジ | 固定100倍 | – |
TradeView | 個別レバレッジ | 固定100倍 | – |
BigBoss | 個別レバレッジ | 固定50倍 | – |
※ ISFXの口座レバレッジは、自分で変更不可。
※ FXDDのゴールドのレバレッジは、口座レバレッジ最大500倍の50%。
※ その他、時間帯によるレバレッジ制限あり。
ゴールドをもっともハイレバレッジで取引できるのは、最大レバレッジ2,000倍のExnessです。
さらにExnessでは、10ポジション以上を決済していて有効証拠金が10万円未満なら、なんとレバレッジ無制限で取引できます(実際のレバレッジは2,100,000,000倍)。
つまり、ポジションを持つために必要な証拠金は0円ということです。
FXGT・IS6FXも最大レバレッジ1,000倍で取引できます。
ただ、最大レバレッジは高ければ高いほど良いというものではなく、レバレッジの種類やレバレッジ制限の有無に注意しなくてはいけません。
レバレッジは、口座単位で設定できる「口座レバレッジ」と、銘柄ごとにあらかじめ設定されている「個別レバレッジ」の2種類に分けられます。
口座レバレッジ
口座単位のレバレッジ
自分で変更可能
主にメジャー通貨ペア
条件次第で変動する
個別レバレッジ
銘柄固有のレバレッジ
自分では変更不可
主にCFD銘柄
基本的に変動しない
各銘柄にどちらのレバレッジが適用されるかは業者次第です。
口座レバレッジは、海外FX業者の多くが「レバレッジ制限」という仕組みを導入しています。
これは口座残高・有効証拠金残高・取引数量などが増えるほど、リスクを回避するため自動でレバレッジを引き下げる仕組みです。
一方、個別レバレッジには上記のようなレバレッジ制限はなく倍率は常に固定です。
ただ、特定の時間帯や重要指標発表前など、一時的にレバレッジ制限を実施することがあるので注意が必要です。
ちなみに、ThreeTrader・TITANFX・CXC Marketsの口座レバレッジは最大500倍と一般的ですが、この3社は口座残高・有効証拠金残高・取引数量によるレバレッジ制限がありません。
大口取引に有利なのは「IFC Markets」「MILTON MARKETS」
XAU/USDの取引数量
業者 | 1ロットの契約サイズ | 最小取引数量 | 最大取引数量 |
---|---|---|---|
IFC Markets | 100oz | 0.1ロット | 10,000ロット |
MILTON MARKETS | 100oz | 0.01ロット | 1,000ロット |
AXIORY | 100oz | 0.01ロット | 1,000ロット |
FBS | 100oz | 0.01ロット | 500ロット |
Exness | 100oz | 0.01ロット | 200ロット |
Exclusive Market | 100oz | 0.01ロット | 100ロット |
HFM | 100oz | 0.01ロット | 60ロット |
FXGT | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
ThreeTrader | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
TITANFX | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
XM Trading | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
FXDD | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
FxPro | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
TradersTrust | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
TradeView | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
BigBoss | 100oz | 0.01ロット | 50ロット |
IS6FX | 100oz | 0.01ロット | 30ロット |
LAND-FX | 100oz | 0.1ロット | 30ロット |
OX Securities | 100oz | 0.01ロット | 25ロット |
MYFX Markets | 100oz | 0.01ロット | 25ロット |
CXC Markets | 100oz | 0.01ロット | 20ロット |
Windsor Brokers | 100oz | 0.01ロット | 20ロット |
IronFX | 100oz | 0.01ロット | 15ロット |
iFOREX | – | 0.78oz | 770oz |
※ iFOREXは、取引数量をロットではなくozで指定。
取引業者を決める上では、契約サイズ・最小/最大取引数量もチェックすべきポイントの一つです。
契約サイズとは、注文単位である1ロットの取引数量を表したもので、海外FX業者のゴールドは1ロット100oz(オンス)が一般的です。
iFOREXのみロットではなくオンス(oz)で直接取引数量を入力して注文します。
重要なのは、1ポジションあたりの最小/最大取引数量のほうです。
ほとんどの業者が最小取引数量0.01ロット・最大取引数量50ロットに設定しています。
IFC Marketsは、最小取引数量が0.1ロットと他社よりも少額取引に不利な反面、最大取引数量はどこよりも多い10,000ロットまで注文できます。
また、MILTON MARKETS・AXIORY・FBSも大口取引に有利な業者です。
一方、iFOREXは770ozまでしか注文できません。
最小/最大取引数量の値を確認したければ、 MT4の取引条件ウィンドウを見てください。
銘柄リスト(気配値)のXAU/USD
を右クリックして、コンテキストメニューにある仕様
を選択すれば表示されます。
マイナススワップポイントが安いのは「Exness」「ThreeTrader」「FBS」
XAU/USDのスワップポイント
業者 | スワップ タイプ |
スワップポイント (値) |
スワップポイント ( 1ロットあたりの金額) |
||
---|---|---|---|---|---|
買 | 売 | 買 | 売 | ||
Exness | ポイント | 0 | 0 | 0 | 0 |
ThreeTrader | ポイント | -2.02 | -0.99 | -246円 | -121円 |
FBS | 通貨 | -2.12 | -1.35 | -259円 | -165円 |
LAND-FX | 通貨 | -1.95 | -1.65 | -238円 | -201円 |
Windsor Brokers | ポイント | -2.74 | -1.05 | -334円 | -128円 |
HFM | ポイント | -3.5 | -0.7 | -427円 | -85円 |
TradersTrust | ポイント | -3.5 | -0.8 | -427円 | -98円 |
MYFX Markets | ポイント | -3.6 | -1.33 | -439円 | -162円 |
FxPro | 通貨 | -4.9074 | -0.03 | -599円 | -4円 |
MILTON MARKETS | ポイント | -4.5 | -0.5 | -549円 | -61円 |
XM Trading | ポイント | -5.5 | 0.2 | -671円 | 24円 |
OX Securities | ポイント | -4.31 | -1.18 | -526円 | -144円 |
Exclusive Market | ポイント | -4.7 | -1.7 | -573円 | -207円 |
CXC Markets | 通貨 | -3.69 | -3.03 | -450円 | -370円 |
FXDD | 通貨 | -3.69 | -3.03 | -450円 | -370円 |
TITANFX | ポイント | -4.85 | -1.95 | -592円 | -238円 |
AXIORY | ポイント | -5.38 | -1.82 | -656円 | -222円 |
TradeView | ポイント | -5.96 | -1.58 | -727円 | -193円 |
BigBoss | ポイント | -3.85 | -4.04 | -470円 | -493円 |
FXGT | ポイント | -7.53 | -0.48 | -919円 | -59円 |
IronFX | 通貨 | -4.38 | -5.97 | -534円 | -728円 |
IS6FX | ポイント | -9.11 | -2.27 | -1,111円 | -277円 |
IFC Markets | 通貨 | -8.31825 | -4.82995 | -1,015円 | -589円 |
iFOREX | パーセント | -0.01934 | -0.01409 | -4,627円 | -3,370円 |
※ スワップポイントは2022年3月25日における1ロット(100oz)あたりの金額(1ドル122円で円換算)。
※ 買スワップと売スワップの平均値が安い順序に表示。
スワップポイントとは、未決済ポジションが日をまたぐ際(日本時間6時または7時)に発生するもので、業者・銘柄・売買方向によって「受取り or 支払い」「金額」が異なります。
海外FX業者のスワップポイントは、売りも買いも高額なマイナススワップ(支払い)ばかり。
ゴールドも例外ではなく、この日は唯一、XM Tradingの「売り」だけがプラススワップ(受取り)でした。
また、ちょっと特殊なパターンですが、Exnessは売りも買いもスワップポイントがゼロなので、スイングトレードなどには非常に有利。
ただ、もともとゴールドはスキャルピングやデイトレードがメインの銘柄なので、注文のタイミングとポジション保有期間に気をつけてさえいれば、スワップポイントのことはあまり気にしなくても良いでしょう。
スワップポイントの計算に必要な情報は、MT4の取引条件ウィンドウに表示されている上記5項目です。
銘柄リスト(気配値)のXAU/USD
を右クリックして、コンテキストメニューにある仕様
を選択すれば表示されます。
スワップポイントの計算方法には「ポイント計算」「通貨計算」「パーセント計算」の3種類があります。
どの計算方法を採用しているかは業者・銘柄によって違っていて、スワップタイプの項目に表示されます。
海外FX業者のゴールドは、ポイント計算が一般的です。
一部の業者は通貨計算を採用しており、MT4のスワップタイプの項目には決済通貨が表示されます(XAU/USDならUSD、XAU/EURならEUR)。
上記の業者の中では、iFOREXだけがパーセント計算を採用しています。
ただし、iFOREXは独自ツールを採用しているので、MT4のパーセント計算は適用されません。
iFOREXのスワップポイントは自動計算されて注文画面に表示されます。
MT4のスワップポイント計算方法は、以下のとおりです。
ポイント計算
契約サイズ×ロット数×小数桁×スワップポイント×対円レート
通貨計算
ロット数×スワップポイント×対円レート
パーセント計算
契約サイズ×ロット数×スワップポイント×対円レート÷360
「契約サイズ」は1ロットの取引数量のことで、海外FX業者のゴールドの場合、100oz(オンス)が一般的です。
「小数桁」とは最小価格変動値のことで、レートが「1234.56」なら少数第二位である「6」の位を指します。
もし、MT4の表示が「2」なら「0.01」、MT4の表示が「3」なら「0.001」で計算してください(買いスワップ・売りスワップ・マイナス・プラスの違いに注意)。
円換算する際の対円レートは、XAU/USDの場合はUSD/JPYのレート、XAU/EURの場合はEUR/JPYのレートを使用してください。
ストップレベルゼロは「Exness」「ThreeTrader」「TITAN FX」など13社
XAU/USDのストップレベル
業者 | ストップレベル |
---|---|
Exness | 0 |
ThreeTrader | 0 |
TITANFX | 0 |
FBS | 0 |
TradersTrust | 0 |
MYFX Markets | 0 |
XM Trading | 0 |
OX Securities | 0 |
Exclusive Market | 0 |
CXC Markets | 0 |
AXIORY | 0 |
TradeView | 0 |
iFOREX | 0 |
FXDD | 1 |
MILTON MARKETS | 3 |
BigBoss | 10 |
HotForex | 30 |
FxPro | 30 |
Windsor Brokers | 50 |
IronFX | 50 |
IS6FX | 70 |
IFC Markets | 90 |
FXGT | 128 |
LAND-FX | 150 |
最近ではストップレベルの狭い業者がだいぶ増えてきました。
上記の業者のうち13社がストップレベルゼロです。
以前まではストップレベルの広さがネックだったXM Tradingも、2021年8月より全銘柄のストップレベルがゼロに改善されました。
反対に、FXGT・CryptoGT・CryptoAltum・LAND-FXはストップレベルが非常い広い業者なので、ゴールドの短期売買には不利です。
ストップレベルとは、現在価格から上下に設定されている、指値・逆指値注文をおくことができない価格帯のことです。
ストップレベルの値は、各銘柄の最小価格変動単位である「ポイント」で指定されます。
たとえば、XAU/USDの現在価格を1234.56ドル・ストップレベルを50ポイントとすると、1235.06ドル〜1234.06ドルの範囲に指値・逆指値注文はできません。
ストップレベルが広い業者で利幅の小さいスキャルピングやデイトレードをすると、利食い・損切りのチャンスを逃します。
ストップレベルの値を確認したければ、 MT4の取引条件ウィンドウを見てください。
銘柄リスト(気配値)のXAU/USD
を右クリックして、コンテキストメニューにある仕様
を選択すれば表示されます。
ロスカット率が低いのは「Exness」「iFOREX」「IFC Markets」
各社のロスカット率
業者 | ロスカット |
---|---|
Exness | 0% |
iFOREX | 0% |
IFC Markets | 10% |
ThreeTrader | 20% |
TradersTrust | 20% |
MYFX Markets | 20% |
XM Trading | 20% |
OX Securities | 20% |
CXC Markets | 20% |
TITANFX | 20% |
AXIORY | 20% |
BigBoss | 20% |
HFM | 20% |
IronFX | 20% |
IS6FX | 20% |
FXGT | 20% |
FBS | 20% |
LAND-FX | 30% |
Exclusive Market | 50% |
FXDD | 50% |
MILTON MARKETS | 50% |
FxPro | 50% |
Windsor Brokers | 50% |
TradeView | 100% |
ロスカット率が低ければ口座残高ギリギリまで使用してロスカットに耐えられるため、相場が反転するのを待って損切りや利益確定に持ち込むことができます。
もともと海外FX業者のロスカット率は低いのですが、なんとExness・iFOREXの2社はロスカット率0%!
つまり、口座残高全額を使用してロスカットに耐えられます。
IFC Marketsも10%と低く、海外FX業者はだいたい20〜30%程度が主流です。
ロスカット率が国内FX業者並みに高いのが、TradeView・CryptoGT・CryptoAltumの3社です。
ただし、国内FX業者のような追証制度はありません。
また、海外FX業者にはゼロカットがあります。
ロスカットが機能しないほどの価格変動によってマイナス残高が発生したとしても、トレーダーは業者に対して借金を抱えることはありません。
そもそもゴールドCFDってなに?
ゴールドに投資する方法は大きく分けて6種類
ゴールドは、これまでに世界で50mプール1.5杯分程度しか採掘されていない非常に希少性の高い金属です。
国に依存する通貨や国債、企業の業績に依存する株式や株価指数などのように、発行体の信用リスクによって価格は変動しません。
ゴールドの価格は年々上昇しており、2022年3月25日時点では1oz 1,960ドル、円換算すると1gあたり約7,700円もします(ozについては後述)。
有事の際のリスクオフとして投資家のポートフォリオに組み込まれ、各国の中央銀行も外貨準備として米ドルや米国債とともにゴールドを保有しています。
また、資産を不動産で持つよりも小分けできるゴールドで保有したほうが相続するときに便利なため、積極的にゴールドを購入する資産家もいます。
金投資といえば、装飾品や金貨・金塊など現物資産をイメージする人も多いと思います。
しかし、実際には現物を保有しない「純金積立」「投資信託」「金鉱株ETF」「金先物」「金CFD」など、さまざまな金融商品が存在していて、それぞれ投資期間やリスクが異なります。
金投資の種類
金地金
純金積立
投資信託
金鉱株ETF
金先物
金CFD
「金地金(きんじがね)」「純金積立」などは、リスクを避けた長期投資商品として人気です。
反対に、「金先物」「金CFD(ゴールドCFD)」は、ゴールドのスポット価格を指標にレバレッジをかけて取引できるため、少額資金でハイリスク・ハイリターンな短期売買をするトレーダーに人気です。
両者の中間に位置するのが、残る「投資信託」「金鉱株ETF」です。
ゴールドは本来、ボラティリティ(価格変動率)の高さから長期資産形成向けの金融商品とされます。
下手に大きなレバレッジをかけて取引すると、あっという間に資金を失う可能性があるので注意が必要です。
ただ、ゴールドCFDは「ハイレバレッジ」「スキャルピング」「ゼロカット」「低ロスカット率」「取引ボーナス」といった、海外FXの魅力を存分に引き出してくれる魅力的な金融商品でもあります。
しっかり準備してから取引に挑めば、大きな利益が期待できます!
ここからは、ゴールドCFDを取引するのに必要な最低限の基礎知識を解説していきます。
ゴールドCFDの基礎知識
ゴールドの銘柄表記
XAU または GOLD
ゴールドの銘柄表記は「XAU」です。
XM Tradingなど一部の業者では、「XAU/USD」のことを「GOLD」と表記しています。
ゴールドの取扱銘柄は、米ドル建ての「XAU/USD」がもっとも一般的です。
一部の業者ではEUR建てやGBP建てのペアも扱っているので、取扱銘柄も業者選びの重要なポイントです。
たとえば、TITANFXでは「XAU/USD」「XAU/EUR」「XAU/GBP」「XAU/AUD」「XAU/CHF」「XAU/JPY」の6銘柄が取引できます。
ゴールド・シルバー・プラチナなどの貴金属は、ヤード・ポンド法で定められた「トロイオンス(TOZ)」という取引単位を使用します。
貴金属市場では一般的に「オンス(oz)」とも略されますが、常用オンスと呼ばれる通常のオンスとは質量が違います。
1ozの重さ
約 31.1035 g
※ 小数点第五位を四捨五入
1ozの価値
約 24 万円
※ 2022年3月25日時点
常用オンスは「1oz=約28.3495g」ですが、 貴金属に使用されるトロイオンスは「1oz=約31.1035g」です。
金額にすると「1oz=約24万円」です(2022年3月25日時点の1oz=1960ドル・1ドル122円で計算)。
ゴールドの1pips
1234. 5 6
ゴールドと通貨ペアでは、1pipsの単位が異なります。
ゴールドの場合、たとえばXAU/USDの価格を「1234.56ドル」とすると、pipsは小数点第一位である「5」の位、ポイントは小数点第二位である「6」の位です。
価格が「1234.56ドル → 1234.60ドル」に変動した場合、「0.4pipsまたは4ポイント変動した」と表現します。
通貨ペアの場合、たとえばUSD/JPYの価格を「123.456円」とすると、pipsは小数点第二位である「5」の位、ポイントは小数点第三位である「6」の位です。
価格が「123.456円 → 123.460円」に変動した場合、こちらも「0.4pipsまたは4ポイント変動した」と表現します。
スプレッドも同じように考えます。
1ozの必要証拠金
レバレッジ500倍なら約 478 円
※ 2022年3月25日時点
ハイレバレッジで取引できる海外FX業者なら、たとえ価格の高いゴールドであっても非常に少ない資金で取引できます。
レバレッジ500倍なら、1oz(0.01ロット)の必要証拠金はわずか約478円です(2022年3月25日時点の1oz=1,960ドル・1ドル122円で計算した場合)。
必要証拠金は、レバレッジと取引数量に応じて変動します。
価格上昇要因
需要拡大・供給縮小
ドル安・金利低下
インフレ懸念
地政学リスク拡大
金融不安
中央銀行の買い
価格下落要因
需要縮小・供給拡大
ドル高・金利上昇
インフレ鎮静
世界情勢安定
金融安定
中央銀行の売り
上記は、ゴールドの主な価格変動要因です。
世界経済の悪化・金融不安・戦争・紛争といったリスクオフのムードで価格は上昇し、反対に経済・金融が安定してくると価格は下落します。
また、ゴールドはリスクオン通貨の米ドルと逆相関の関係にあります。
USD/JPYが上昇トレンドのときは、XAU/USDは下降トレンドになりやすいです。
ただし、2020年2月末頃のコロナショック発生時や、2022年2月末から始まったウクライナショックでは例外的な動きをしました。
これは現金を必要とする中央銀行・金融機関・大口投資家などがゴールドを大量に売却したことで、逆相関の関係が崩れたと考えられています。
海外のゴールドCFDと国内のゴールドCFDの違い
海外FX業者
レバレッジ
スプレッド
スワップ
ロスカット率
追証制度
信託保全
数千倍 ○
広い ✖︎
業者次第
低い ○
なし ○
なし ✖︎
国内FX業者
レバレッジ
スプレッド
スワップ
ロスカット率
追証制度
信託保全
20倍 ✖︎
狭い ○
業者次第
高い ✖︎
あり ✖︎
あり○
海外ではほとんどの業者がゴールドCFDを扱っていますが、国内はマネーパートナーズ・GMOクリック・IG証券・DMM.com証券・フィリップ証券・サクソバンク・岡三証券など、一部の業者しかゴールドCFDを扱っていません。
海外FX業者と国内FX業者では、ゴールドCFDの取引条件・各種制度・規制・サービスなどがまったく違います。
FX業者 | XM Trading |
DMM.com証券 |
---|---|---|
銘柄 | XAU/USD | XAU/USD |
1ロットの 契約サイズ |
100oz | 1oz |
最小取引数量 | 1oz (0.01ロット) |
1oz (1ロット) |
最大取引数量 | 5,000oz (50ロット) |
200oz (200ロット) |
レバレッジ | 1,000倍 | 20倍 |
スプレッド | 2.5〜3.3pips | 1.2pips |
スワップポイント (100ozあたり) |
買:-671円 売:24円 |
買:-600円 売:-200円 |
追証制度 (定時判定) |
なし | 証拠金維持率 100%以下で発動 |
ロスカット (リアルタイム判定) |
証拠金維持率 20%以下で発動 |
証拠金維持率 50%以下で発動 |
ゼロカット | あり マイナス残高は業者負担 |
なし マイナス残高は自己負担 |
信託保全 | なし | あり |
上記は、海外FX業者XM Tradingと国内FX業者DMM.com証券を比較したものです。
結論から言うと、ゴールドCFDはなるべく「レバレッジが高く」「スプレッドが狭く」「ロスカット率が低く」「信頼性が高い」海外FX業者で取引するのがベストです。
レバレッジは海外が有利・スプレッドは国内が有利
レバレッジは海外FX業者のほうが圧倒的に有利で、XM Tradingであれば最大1,000倍でゴールドを取引できます。
反対にスプレッドは国内FX業者のほうが狭く、DMM.com証券であれば原則固定1.2pips程度しかありません。
ただし、国内FX業者はレバレッジが25倍に規制されており、スキャルピングも禁止している業者が多いので、せっかくのスプレッドの狭さをトレードに活かしきれません。
スワップポイントについては業者による差が大きいため一概に「国内・海外どちらが有利か?」は言えません。
ロールオーバーのタイミングに気をつけて中長期トレードさえしなければ、スワップポイントはさほど問題にはならないでしょう。
海外のロスカットルールは良心的だが信託保全制度がない
海外FX業者と国内FX業者とでは、ロスカット率・追証制度・信託保全制度もまったく違います。
XM Tradingは、リアルタイムの証拠金維持率が50%以下になるとマージンコールというアラートが発生し、さらに証拠金維持率が20%以下になるとロスカットが発動して全ポジションが強制決済されるというシンプルなルールです。
また、万が一ロスカットが機能しないほど大きな価格変動があった場合、口座残高がマイナスになってしまうこともありますが、このマイナス分はゼロカットによって業者が補填してくれるので、ユーザーは借金を抱えることはありません。
ただし、海外FX業者の場合、もし業者が倒産してしまえば資金や利益を全額返還してもらえる保証はありませんので、なるべく実績があって信頼性の高い業者を選ぶ必要があります。
XM Tradingは実績があり信頼性も高い優良業者なので、安心して利用できます。
国内のロスカットルールはシビアだが信託保全制度がある
一方、国内FX業者の多くは、追証制度があるので注意が必要です。
DMM.com証券では、リアルタイムの証拠金維持率が50%以下になるとロスカットが発動して全ポジションが強制決済されます。
それに加えて、 1日1回特定の時刻に証拠金判定が実施され、もし証拠金維持率が100%以下だった場合には追証が発生します。
追証が発生すると、期限までにその不足額を入金するかポジションの一部を決済するかして証拠金維持率を100%以上に回復させなければ、全ポジションが強制決済(マージンカット)されます。
国内FX業者は、ゼロカットのような損失補填サービスが法律で禁止されています。
そのため、前述の追証以外にもロスカットが間に合わなかった際に発生したマイナス残高も、最終的にトレーダーが業者に支払わなくてはいけません。
ただ、国内FX業者には信託保全制度が義務付けられているので、万が一業者が倒産したとしても資金や利益はしっかり返還してもらえるというメリットがあります。
まとめ|ゴールドで心機一転、新たなチャンスをつかもう!
最後に、ゴールドについてまとめます。
通貨ペアで思ったほど稼げていない人は、気分転換もかねて異なる金融商品にチャレンジするのも一つの手。
ゴールドは心機一転したいトレーダーにピッタリの取引銘柄です。
ただ、ボラティリティが非常に高いため、通貨ペアと同じような感覚で取引してはいけません。
最初の取引数量は1ロット以下、通貨ペアの1/10程度から始めてみると良いでしょう。
海外FX業者の多くが、0.01ロット(1oz)から取引できます。
レバレッジが500倍なら最低必要証拠金はたったの約478円!(2022年3月25日時点の1oz=1960ドル・1ドル122円で計算)
価格変動要因をしっかり理解しておきさえすれば、ゴールドも比較的取引しやすい銘柄です。
せっかく海外FX業者を利用しているのに、一度も取引しないのはもったいありません。
ゴールドの取引条件が優れているのは、Exness・ThreeTrader・TITANFXの3社です。
ボーナスを使ってお得にゴールドを取引したければ、取引条件は多少犠牲になりますが、XM Trading・FXGTの2社がおすすめです。
上記6社のいずれかで口座開設して、ぜひゴールドを取引してみてください。
通貨ペアとはまた一味違っていて、純粋に取引するのが楽しいと感じてもらえると思います。
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