海外の仮想通貨取引所おすすめランキング2024👑人気12業者を口座比較

仮想通貨取引所は世界に約1,000社以上存在していますが、安心して利用できる業者は一握りです。

この記事では、本当におすすめできる中央集権型(CEX)の海外仮想通貨取引所12社を厳選してランキングにまとめました(比較対象として国内仮想通貨取引所にも軽く触れています)。

「信頼性」「取引高」「レバレッジ」「キャンペーン」など15項目によって多角的に評価しているので、初心者の方から上級者の方まで、ぜひ取引所選びの参考にしてください。

この記事でわかること
  • 最もおすすめの取引所はBybit
  • デリバティブ取引高が最も高いのはCoinWの393億ドル(24h)
  • 最も歴史ある取引所はGate.ioの2013年1月設立
  • 保有ライセンスが最も多いのはLBANKの5種類
  • 現物取引銘柄が最も多いのはGate.ioの3,200銘柄
  • 現物取引手数料が最も安いのはMEXCの無料/0.1%
  • デリバティブ取引銘柄が最も多いのはBybitの584銘柄
  • デリバティブ取引手数料が最も安いのはFXGTの無料
  • 最もレバレッジが高いのはFXGTの1,000倍

(注)上記は海外仮想通貨取引所12社での評価。

\おすすめの仮想通貨取引所/

\初心者の方はこちら/

もくじ

海外の仮想通貨取引所おすすめランキング

スクロールできます
取引所総合スコア信頼性取引高レバレッジキャンペーン公式サイト
1位

Bybit
86点高い約215億
ドル
最大
125倍
10種類
以上
公式
2位

Bitget
83点高い約159億
ドル
最大
125倍
7種類公式
3位

gate.io
81点高い約34億
ドル
最大
125倍
10種類
以上
公式
4位

BingX
78点高い約78億
ドル
最大
125倍
10種類
以上
公式
5位

CoinW
75点非常に
高い
約393億
ドル
最大
200倍
6種類公式
6位

MEXC
72点高い約60億
ドル
最大
200倍
4種類公式
7位

Zoomex
71点高い約54億
ドル
最大
100倍
8種類公式
8位

LBANK
69点非常に
高い
約200億
ドル
最大
200倍
2種類公式
9位

FXGT
65点高い非公開最大
1,000倍
4種類公式
10位

KuCoin
61点低い約15億
ドル
最大
125倍
5種類公式
11位

Phemex
57点高い約12億
ドル
最大
100倍
なし公式
12位

Tapbit
57点高い約58億
ドル
最大
150倍
1種類公式
ランキングの総合スコアについて

当ランキングは、上記「信頼性」「取引高」「レバレッジ」「キャンペーン」の他に、以下の4つの視点と15のデータ(上限100点)によって算出した仮想通貨取引所の総合スコア(上限100点)によって決定しています。

なお、総合スコアは上限を100点にするため、合計が1になる重要度係数(重み)を各視点に割り当てて計算しています。

視点データ点数
スペック
(重要度係数0.3)
銘柄の多さ1〜100点
最大レバレッジの高さ1〜100点
取引手数料の安さ1〜100点
現物取引の可否可100点・否0点
サービス
(重要度係数0.2)
取引ツールの充実度1〜100点
自動売買の充実度1〜100点
資産運用の充実度1〜100点
コンテンツの充実度1〜100点
入金方法の充実度1〜100点
日本語サポートの充実度1〜100点
キャンペーン
(重要度係数0.2)
キャンペーンの充実度
(トークンセール以外)
1〜100点
信頼性
(重要度係数0.3)
運営実績の長さ1〜100点
金融ライセンスの数と権威1〜100点
流動性・取引高(24h)1〜100点
大規模ハッキング被害の有無無100点・有0点
総合得点の計算例

スペック

  • 銘柄の多さ = 80
  • 最大レバレッジの高さ = 70
  • 取引手数料の安さ = 85
  • 現物取引の可否 = 100

サービス

  • 取引ツールの充実度 = 75
  • 自動売買の可否 = 70
  • 資産運用の充実度 = 80
  • コンテンツの充実度 = 70
  • 入金方法の充実度 = 90
  • 日本語サポートの充実度 = 80

キャンペーン

  • キャンペーンの充実度 = 40

信頼性・安全性

  • 運営実績の長さ = 95
  • 金融ライセンスの数と権威 = 90
  • 24時間あたりの取引高 = 85
  • 大規模ハッキング被害の有無 = 100

総合得点

スペックの平均スコア = (80 + 70 + 85 + 100) / 4 = 83.75

サービスの平均スコア = (75 + 70 + 80 + 70 + 90 + 80) / 6 = 78.33

キャンペーンの平均スコア = 40

信頼性・安全性の平均スコア = (95 + 90 + 85 + 100) / 4 = 92.5

総合スコア = (83.75 × 0.3) + (78.33 × 0.2) + (40 × 0.2) + (92.5 × 0.3) = 76.541

総合得点= (スペックの平均スコア × 重要度係数) + (サービスの平均スコア × 重要度係数) + (キャンペーンの平均スコア × 重要度係数) + (信頼性・安全性の合平均スコア × 重要度係数)

1位:Bybit(バイビット)

公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/

総合スコア 86点

総合ランキング 1位

スペック
78点/7位

サービス
82点/2位

キャンペーン
100点/1位

信頼性
89点/3位

Bybitの概要

Bybit(バイビット)は、シンガポールや香港などに拠点を持つ人気の海外仮想通貨取引所です。

創業者兼CEOのBen Zhou氏によって設立され、2018年3月のサービス開始後わずか数年足らずで約3,000万人のユーザーを抱える世界有数の大企業に成長しました。

24時間あたりのデリバティブ取引高は約215億ドルと圧倒的な流動性を誇り、業界を牽引する存在です。

何重にも設置された強固なセキュリティによって、設立以来大きなハッキング被害はありません。また、金融ライセンスも3種類保有しており、安心して資金を預けられる環境が整っています。

スペック・サービス・キャンペーン・信頼性のバランスが非常に良く、現物取引・デリバティブ取引・ステーキング・レンディング・自動売買など、仮想通貨関連の金融商品をほぼ全てカバーしている点が魅力です。

日本語サポートもしっかりしているので、これから仮想通貨取引を始める初心者には最もおすすめの取引所です。

Bybitの特徴

Bybitのメリット

  • デリバティブ取引の取扱銘柄が豊富
    「無期限取引」「先物取引」「オプション取引」など、USDT・USD・USDCを証拠金とした合計584銘柄を最大レバレッジ125倍で取引できる
  • 取引ツール・プラットフォームが充実
    ブラウザタイプやスマホアプリ以外にMT4(MetaTrader4)を使用してUSDT建ての20銘柄を最大レバレッジ25〜100倍で取引できる|EAも利用可能
  • キャンペーンや仮想通貨関連サービスが充実
    常時10種類以上のキャンペーン、10種類以上の豊富なコンテンツ、8種類の仮想通貨の運用商品など豊富なサービスを提供している

Bybitのデメリット

  • 現物取引の取扱銘柄が他社より少なめ
    現物取引366銘柄、マージン取引167銘柄、レバレッジトークン12銘柄
  • 自動売買の種類が4種類と他社より少なめ
    現物ボット、デリバティブボット、先物マーチンゲール、積立ボット

Bybitの口コミ

ユーザー

Bybitのチャートは足が確定する時間をリアルタイムで表示してくれるから便利。(出典:X)

ユーザー

Bybitの日本語カスタマーサポートは業界No.1。(出典:X)

海外FXWiki編集部

Bybitは、取引ツールの完成度や日本語カスタマーサポートの品質がユーザーからとても好評です。

公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/

2位:Bitget(ビットゲット)

公式サイト: https://www.bitget.com/ja/

総合スコア 83点

総合ランキング 2位

スペック
83点/3位

サービス
87点/1位

キャンペーン
70点/5位

信頼性
89点/4位

Bitgetの概要

Bitget(ビットゲット)は、シンガポールに拠点を持つ大手海外仮想通貨取引所です。

CEOのSandra Lou氏とマネージングディレクターのGracy Chen氏によって、2018年4月にBitgetの前身であるBitkeepが設立され、世界2,500万人が利用する人気サービスに成長しました。

24時間あたりのデリバティブ取引高は約159億ドルと流動性も抜群で、ストレスなく現物取引やデリバティブ取引を実践できます。また、自動売買や資産運用などが充実しており、仮想通貨をさまざまな方法で効率良く増やしていけるサービスを提供している点も魅力の一つです。

金融ライセンスは4種類取得しており、これまで大きなハッキング被害はありません。万が一ハッキングによって資金が流出することになっても、常時100%以上の準備金を保有する「プルーフオブリザーブ」や「投資家保護基金」によって、ユーザーの資金は全額保証されます。

スペック・サービス・キャンペーン・信頼性、いずれも業界トップレベルの水準が提供されているため、仮想通貨取引には欠かせない取引所の一つと言っても過言ではありません。

Bitgetの特徴

Bitgetのメリット

  • デリバティブ取引の手数料が安い
    現物取引:メイカー0.1%/テイカー0.1%
    デリバティブ取引:メイカー0.014%/テイカー0.042%
  • 自動売買の種類が13種類と豊富
    現物グリッド、先物グリッド、現物ポジショングリッド、先物ポジショングリッド 、現物自動投資+、スマートポートフォリオ、現物積立、先物積立、コピートレードなど
  • 仮想通貨の運用商品が15種類と豊富
    Bitgetトークン、セービング、ETH 2.0、ステーキング、暗号資産ローン、Shark Fin、スマートトレンド、デュアル投資、ローンチパッド、ローンチプールなど

Bitgetのデメリット

  • デリバティブ取引の銘柄数が少なめ
    USDT-M 222銘柄、Coin-M 14銘柄、USDC-M 2銘柄

Bitgetの口コミ

すぐに出金できた。(出典:X)

ユーザー

Bitgetは融資ゼロで運営されているし、何より投資家保護基金が業界で一番強いから安心。(出典:X)

海外FXWiki編集部

Bitgetは取引条件以外にも、入出金スピードや保証制度などがユーザーに好評です。

公式サイト: https://www.bitget.com/ja/

3位:Gate.io(ゲートアイオー)

\ 当サイト限定!取引手数料20%OFF /

公式サイト:https://www.gate.io/ja

総合スコア 81点

総合ランキング 3位

スペック
85点/2位

サービス
82点/3位

キャンペーン
100点/2位

信頼性
63点/11位

Gate.ioの概要

Gate.io(ゲートアイオー)は、ケイマン諸島に拠点を構える海外仮想通貨取引所です。

もともとは2013年1月にサービスを開始した「Bter」というサービスでしたが、今のGate Technology Inc.に継承され現在の「Gate.io」にリニューアルしています。

ランキング12社の中では、最も運営期間の長い歴史ある取引所です。

2024年5月時点のユーザー数は約1,400万人、24時間あたりのデリバティブ取引高は34億ドルと、業界では中堅規模の取引所と言えるでしょう。

しかし、取扱銘柄がランキング12社の中で最も多く、現物取引は合計3,200銘柄と圧倒的です。ほぼ全てのマイナーコインや草コインが上場されているため、仮想通貨トレーダーには必須の取引所と言えるでしょう。

現物取引やデリバティブ取引のスペックもさることながら、自動売買や資産運用サービスの種類も豊富です。キャンペーンも積極的に開催しており、トークンセールやエアドロップを狙っている人はGate.ioを真っ先にチェックするべきです。

ただし、過去にハッキング被害を受けている、日本語サービスが不十分、出金拒否の報告がたびたび出ているなど、信頼性の面ではやや懸念があります。

とはいえ、現在では何重もの強固なセキュリティ対策を実施し、安全性は格段に向上しています。また、「Gate SAFU」と呼ばれるファンドを運用してトレーダーの資産保証、100%プルーフオブリザーブも提供しているので安心です。

Gate.ioはユーザーの不安を解消するため、現在では多くのリソースが安全性や信頼性の向上に注がれています。

Gate.ioの特徴

Gate.ioのメリット

  • 現物取引の取扱銘柄数が12社の中で最も多い3,200銘柄
    現物取引2,600銘柄、信用取引400銘柄、レバレッジトークン242銘柄|いずれも業界トップレベルのラインナップ
  • 自動売買サービスが11種類と豊富
    自動売買は 現物グリッド、先物グリッド、現物マーチンゲール、複合インジケーター、現物/先物アービトラージ、無限グリッド、証拠金グリッド、現物コピー取引、先物コピー取引、ボットコピー取引など
  • 資産運用サービスが10種類と豊富
    Simple Earn、ステーキング、自動投資、デュアル投資、暗号資産ローン、流動性マイニング、クラウドマイニング、スロットオークションなど

Gate.ioのデメリット

  • 日本語サービスが不完全
    公式サイトやサポートは日本語対応だが翻訳が不完全な部分が多々ある
  • 過去に大規模なハッキングによる資産流出事件あり
    2019年に51%攻撃により10万ドル相当の仮想通貨が流出

Gate.ioの口コミ

ユーザー

Gate ioでしか買えない銘柄があると聞いて口座開設しました。(出典:X)

ユーザー

Gate.ioは使わない方がいい。1,000万円近く出金拒否を受けている。(出典:X)

海外FXWiki編集部

Gate.ioは、業界最多の3,200銘柄を扱う人気取引所です。多くのユーザーが、他社にはない希少な取扱銘柄に魅力を感じて口座開設しています。しかし、1,400万人ものユーザーを抱えているせいか出金トラブルも多く、多額の出金拒否を受けている日本人ユーザーもいるようです。

\ 当サイト限定!取引手数料20%OFF /

公式サイト:https://www.gate.io/ja

4位:BingX(ビンエックス)

公式サイト:https://bingx.com/ja-jp/

総合スコア 78点

総合ランキング 4位

スペック
79点/6位

サービス
57点/6位

キャンペーン
90点/3位

信頼性
83点/7位

BingXの概要

2018年5月にサービスを開始したBingX(ビンエックス)は、中国・香港に拠点を構える注目の海外仮想通貨取引所です。

ユーザー数は2024年5月時点で1,000万人、24時間あたりのデリバティブ取引高は約116億ドルと、業界では中堅規模の取引所と言えます。

最大の特徴は、仮想通貨以外にもFX・貴金属・株価指数などを最大125倍のレバレッジで取引できる「USDT標準先物」を提供している点です。

仮想通貨の現物取引とデリバティブ取引との組み合わせれば、BingXのサービス一つで柔軟なポートフォリオを組むことができます。

また、デリバティブ取引の銘柄数は合計580銘柄と充実しており、業界トップレベルの水準です。

ただし、自動売買や資産運用サービスの種類が他社よりも少なく、デリバティブ取引の手数料が少々高めです。

オーストラリアとリトアニアで金融ライセンスを取得しており、100%準備金証明(PoR)によってユーザーの資金を全額保証している点はとても安心できます。

BingXの特徴

BingXのメリット

  • デリバティブ取引の取扱銘柄が豊富
    「USDT-M」「Coin-M」「インバース先物」など、USDT・USD・USDCを証拠金とした合計582銘柄を最大レバレッジ125倍で取引できる|「USDT標準先物」ならFX・貴金属・株価指数も取引可能
  • キャンペーンが充実
    常時10種類ほどのキャンペーンを頻繁に開催して初心者からベテラントレーダーまでサポート|ボーナスや商品でお得に取引を始められる

BingXのデメリット

  • 自動売買や資産運用のサービスが少ない
    自動売買はグリッド取引・コピートレードの2種類、資産運用は フレキシブル預金・定期預金・Shark Finの3種類
  • デリバティブ取引の手数料がやや高い
    現物取引:メイカー0.1%/テイカー0.1%
    デリバティブ取引:メイカー0.02%/テイカー0.05%

BingXの口コミ

ユーザー

BingXはFX、ゴールド、株価指数も取引できて便利(出典:X)

ユーザー

取引ツールが軽量で快適(出典:X)

海外FXWiki編集部

BingXはFX、貴金属、株価指数なども取り扱っているので、仮想通貨以外の取引にもチャレンジしているユーザーが多いようです。

公式サイト:https://bingx.com/ja-jp/

5位:CoinW(コインダブリュー)

公式サイト:https://www.coinw.com/

総合スコア 75点

総合ランキング 5位

スペック
78点/8位

サービス
53点/9位

キャンペーン
60点/6位

信頼性
96点/1位

CoinWの概要

2017年7月にサービスを開始したCoinW(コインダブリュー)は、日本では知名度が低いものの、世界では人気の海外仮想通貨取引所です。

ユーザー数は2024年5月時点で900万人と中堅クラスですが、24時間あたりのデリバティブ取引高は約393億ドルとマーケットの規模と流動性は業界の頂点ともいうべきBinanceに匹敵します。

設立以来、大きなハッキング被害を受けておらず、セキュリティは非常に強固です。また、5種類もの金融ライセンスを保有しており、安心して資金を預けられる環境が整っています。

CoinWのデリバティブ取引は非常に魅力的で、最大レバレッジは業界最高水準の200倍です。また、現物取引でありながら最大レバレッジ6倍で取引できるETF銘柄を455銘柄も扱っており、強制決済のリスクを負うことなく高い資金効率の取引が可能です。

ただし、通常の現物取引とデリバティブ取引の銘柄数が非常に少ないため物足りなさを感じるユーザーも多いかと思います。また、取引手数料がランキング12社の中で最も割高です。

自動売買や資産運用サービスも他社より少ないため、ランキング上位の取引所と比較すると、ややトータルバランスが劣る取引所と言えるでしょう。

CoinWの特徴

CoinWのメリット

  • 最大レバレッジ200倍で取引できる
    無期限先物の最大レバレッジは業界最高水準の200倍
  • ETF銘柄が豊富
    最大レバレッジ6倍で取引できるETF銘柄を455銘柄も取り扱っている
  • デリバティブ市場の流動性が高い
    24時間あたりのデリバティブ取引高が12社の中で最も多い約393億ドル(CoinMarketCap)
  • 金融ライセンス5種類も取得
    アメリカ「FinCEN」のMSB、カナダ「FINTRAC」のMSB、リトアニア「FCIS」のVASP、セントビンセントグレナディーン「FSA」、ドバイ「VARA」の5種類を取得

CoinWのデメリット

  • 現物取引・デリバティブ取引の銘柄が少ない
    現物取引は195銘柄、デリバティブ取引(無期限先物)は58銘柄のみ
  • 取引手数料が12社の中で最も高い
    現物取引:メイカー0.2%/テイカー0.2%
    デリバティブ取引:メイカー0.04%/テイカー0.06%
  • 自動売買・資産運用のサービスが少ない
    自動売買は「自動投資プラン」「コピートレード」の2種類、資産運用は「当座」「定期」「ハイブリッド」の3種類のみ

CoinWの口コミ

ユーザー

送金手続きをミスってXLMを紛失しかけたとき、サポートがしっかり対応してくれた(出典:X)

ユーザー

取引ツールが見やすくて使いやすい(出典:X)

海外FXWiki編集部

CoinWの取引条件には微妙な部分も多いのですが、ユーザーからは日本語サポートや取引ツールがとても好評です。

公式サイト:https://www.coinw.com/

6位:MEXC(エムイーエックスシー)

\ 当サイト限定!取引手数料10%オフ /

公式サイト:https://www.mexc.com/ja-JP

総合スコア 72点

総合ランキング 6位

スペック
95点/1位

サービス
52点/10位

キャンペーン
40点/9位

信頼性
86点/5位

MEXCの概要

2018年にサービスを開始したMEXC(エムイーエックスシー)は、「ポストBinance」や「次のBinance」との呼び声高い注目の海外仮想通貨取引所です。

MEXCでは多くのリソースが現物取引とデリバティブ取引に注がれており、サービスはシンプルながらも業界屈指のハイスペックが魅力です。

特に現物取引は2,835銘柄も扱っており、ほぼ全てのマイナーコインや草コインが上場されているため、仮想通貨トレーダーには必須の取引所と言えるでしょう。

また、メイカー取引手数料がなんと無料、テイカー取引手数料も格安なので、スキャルピングやデイトレードにも最適です。

ただし、キャンペーンや各種コンテンツが少なく、自動売買はコピートレードしか扱っていないなどのデメリットがあります。

どちらかというと「広く浅いサービス」ではなく「狭く深いサービス」が提供されているので、他社と併用することで、手持ちの仮想通貨を効率よく運用できるでしょう。

金融ライセンスは4種類取得しているため安心ですが、香港ではライセンス未登録のまま営業を続けたことでBybitに続いて規制当局から警告を受けています。

MEXCは著しい成長を見せていますが、経営には少々強引なところもあるようです。今後、香港当局との摩擦が大きくなれば、経営再編などを余儀なくされ、他国向けのサービスにも影響があるかもしれません。

MEXCの特徴

MEXCのメリット

  • 最大レバレッジ200倍で取引できる
    USDT-Mの最大レバレッジは業界最高水準の200倍
  • 取扱銘柄が豊富
    現物取引は2,835銘柄、デリバティブ取引は合計360銘柄
  • 取引手数料が業界最安
    現物取引:メイカー無料/テイカー0.1%
    デリバティブ取引:メイカー無料/テイカー0.01%

MEXCのデメリット

  • 自動売買の種類が少ない
    自動売買はコピートレード1種類のみ|ボットやグリッドトレーディングの取扱なし
  • キャンペーンが少ない
    トークンセールやエアドロップ以外では、ボーナスやキャッシュバックがもらえるようなキャンペーンをあまり開催しない
  • 各種コンテンツが少ない
    トレーダーをサポートするツール、情報、ゲームやなどの各種コンテンツをあまり取扱っていない

MEXCの口コミ

ユーザー

取扱銘柄が多いのでアルトコインの取引に使っている(出典:X)

ユーザー

口座凍結を受けたユーザーが増えているみたい。自分も被害を受けた。(出典:X)

海外FXWiki編集部

MEXCの取扱銘柄の多さは業界トップレベルです。しかし、ここ最近は口座凍結を受けたユーザーが増え始めています。

\ 当サイト限定!取引手数料10%オフ /

公式サイト:https://www.mexc.com/ja-JP

7位:Zoomex(ズーメックス)

\ 期間限定!20ドルプレゼント中 /

公式サイト:https://www.zoomex.com/ja-JP/

総合スコア 71点

総合ランキング 7位

スペック
71点/11位

サービス
48点/11位

キャンペーン
80点/4位

信頼性
81点/8位

Zoomexの概要

Zoomex(ズーメックス)は、2021年11月にサービスを開始したシンガポール発の仮想通貨取引所 です。

ユーザー数は2万人程度で24時間あたりのデリバティブ取引高は約54億ドルと小規模ながらも、ボーナスやキャッシュバックがもらえるキャンペーンを頻繁に開催し、新規ユーザー獲得に力を入れています。

新興取引所でありながらすでに3つの金融ライセンスを保有しており、信頼性・安全性には特に力を入れて運営しているようです。

ただ、他社と比べて現物取引・デリバティブ取引のスペックは低く、アクティブトレーダーや仮想通貨歴の長い人はZoomexのサービスに物足りなさを感じるはずです。

現物取引の銘柄数は50銘柄のみデリバティブ取引の最大レバレッジも100倍まで自動売買はコピートレードのみでボットを使用した複雑な取引はできません。

資産運用サービスも提供していないため、Zoomex一社だけではアクティブトレーダーやマニアのニーズを満足させることはできないでしょう。

また、Zoomexはプルーフオブリザーブ(資金証明)を公開していません。以前から「準備中」とだけアナウンスされており、実現の目処は立っていない様子です。

ただ、ユーザー数が少ないせいもあってか取引ツールとサーバーは非常に軽量ですし、Bybitから流動性を得ているため取引自体に問題はありません。

Zoomexは今後のアップデートに期待しつつ、主にデリバティブ取引とキャンペーンメインの取引所として利用することをおすすめします。

Zoomexの特徴

Zoomexのメリット

  • キャンペーン開催に積極的
    賞金・ボーナス・キャッシュバック・損失補填など、さまざまなタイプの特典がもらえるキャンペーンを頻繁に開催
  • 新興業者ながらすでに3種類の金融ライセンスを取得
    2021年にサービスを開始したばかりにもかかわらず、アメリカ「FinCEN」のMSB、カナダ「FINTRAC」のMSB、アメリカ「NFA」などの金融ライセンスをしっかり取得

Zoomexのデメリット

  • 最大レバレッジが100倍と低い
    デリバティブ取引の「USDT無期限」「インバース無期限」は、どちらも最大レバレッジが100倍まで
  • 現物取引の銘柄が50銘柄のみ
    現物取引の取扱銘柄は主要仮想通貨50銘柄のみでマイナーな草コインの取扱がない
  • 自動売買・資産運用サービスがない
    自動売買はコピートレードのみ、ステーキングやマイニングなどの資産運用サービスなし

Zoomexの口コミ

ユーザー

Zoomexは新興業者だけど、Bybitから流動性の提供があるから安心して取引できる(出典:X)

ユーザー

財務状況が心配だったのでサポートに聞いてみたら、納得できる明確な回答が返ってきた。(出典:X)

海外FXWiki編集部

2021年スタートのZoomexは実績のなさから信頼性や安全性が不安材料ですが、ユーザーを安心させるだけのサービスや顧客対応を提供しているようです。

\ 期間限定!20ドルプレゼント中 /

公式サイト:https://www.zoomex.com/ja-JP/

8位:LBANK(エルバンク)

総合スコア 69点

総合ランキング 8位

スペック
83点/4位

サービス
57点/7位

キャンペーン
20点/10位

信頼性
95点/2位

LBANKの概要

LBANK(エルバンク)は、香港・中国に拠点を置く海外仮想通貨取引所です。

サービス開始は2016年10月で、元IT技術者のAllen Wei氏とEric He氏によって共同設立されました。

ユーザー数は約900万人、24時間あたりのデリバティブ取引高は約200億ドルと、取引所規模は業界大手CoinWと同レベルです。

金融ライセンスを5種類も取得しておりセキュリティ対策も万全なので、業界最高水準の信頼性・安全性を提供しています。

特に、現物取引は1,197銘柄も扱っており、デリバティブ取引の最大レバレッジも200倍と高水準です。

しかし、取引手数料は他社より割高で、自動売買や資産運用サービスの種類、キャンペーンの頻度が少ないため活用方法は非常に限定的です。

LBANK一社だけでは全てのトレーダーのニーズはカバーできないため、他社との併用をおすすめします。

LBANKの特徴

LBANKのメリット

  • 最大レバレッジ200倍で取引できる
    USDT契約の最大レバレッジは業界最高水準の200倍
  • マーケットの流動性が高い
    24時間あたりの取引高は約200億ドル(CoinMarketCap)
  • 金融ライセンスを5種類も取得
    イタリア「OAM」のVASP、米国「FinCEN」のMSB、カナダ「FINTRAC」のMSB、オーストラリア「AUSTRAC」のDCE、リトアニア「FCIS」のVASPを保有

LBANKのデメリット

  • 現物取引・デリバティブ取引の手数料が高い
    現物取引:メイカー0.2%/テイカー0.2%
    デリバティブ取引:メイカー0.02%/テイカー0.06%
  • 自動売買が2種類のみ、資産運用が4種類のみ
    自動売買は「グリッドトレーディング」「コピートレーディング」のみ、資産運用は「Launchpad」「当座マイニング」「定期マイニング」「暗号通貨ローン」のみ
  • キャンペーンが少ない
    トークンセールやエアドロップ以外では、ボーナスやキャッシュバックがもらえるようなキャンペーンをあまり開催しない

LBANKの口コミ

ユーザー

LBANKは日本での知名度は低いけど世界有数の取引所。(出典:X)

ユーザー

ちゃんと出金できるか不安(出典:X)

海外FXWiki編集部

LBANKは世界有数の取引所ですが、日本での知名度が極めて低く口コミ件数も少ないため、利用をためらうユーザーも多いようです。特に、出金対応に関する情報がほとんどありませんので、口座開設したらとりあえず少額の入出金から始めてみたほうが良いかもしれません。

公式サイト:https://www.lbank.com/ja

9位:FXGT(エフエックスジーティー)

総合スコア 65点

総合ランキング 9位

スペック
65点/12位

サービス
60点/5位

キャンペーン
40点/8位

信頼性
85点/6位

FXGTの概要

FXGT(エフエックスジーティー)は、セーシェルに拠点を構える法定通貨と仮想通貨のハイブリッド取引所です。

サービス開始は2019年12月で、「仮想通貨を最もハイレバレッジで取引できる取引所」として、多くの日本人トレーダーから人気を博しています。

日本円を含む法定通貨と仮想通貨で入出金が可能で、FX、貴金属、エネルギー、株価指数、株式、仮想通貨、シンセティックなど、さまざまな銘柄をハイレバレッジで取引できます。

特に、MT4・MT5を使用して仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍かつ取引手数料無料でトレードできるのはFXGTの大きな強みです(ECN口座は取引手数料あり)。

ただし、海外FX業者の延長線上の取引所なので、現物取引は扱っておらず、取引形態は完全な相対取引、仮想通貨の資産運用サービスは提供していません。

また、海外FX業者として見れば高額キャンペーンを頻繁に開催していますが、仮想通貨取引所として見るとキャンペーンの頻度は他社に及びません。

FXGTでの仮想通貨取引は投資というより投機であり、ハイリスク・ハイリターンを好むトレーダーに向いています。

FXGTの特徴

FXGTのメリット

  • 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
    仮想通貨・法定通貨(FX)・貴金属・株式・シンセティックなど幅広い金融商品を最大レバレッジ1,000倍で取引できる
  • 取引手数料無料
    ECN口座以外の全口座タイプなら全銘柄が取引手数料無料|取引コストはスプレッドとスワップポイント(支払い)のみ
  • MT4・MT5なら自動売買の導入も簡単
    取引ツールに採用しているMT4(MetaTrader4)・ MT5(MetaTrader5)なら、無料または有料のEAを使用してさまざまな戦略の自動売買を簡単に実行できる
  • 日本円で入出金できる
    法定通貨の入出金はJPY・USD・EURの3種類、仮想通貨の入出金はBTC・ETH・XRP・ADA・USDTの5種類に対応

FXGTのデメリット

  • 現物取引なし
    仮想通貨の現物取引は提供していないため、FXGTで取引を始めるには法定通貨で資金を用意するか、あらかじめ他社で仮想通貨を購入しておく必要がある
  • 取扱銘柄数が他社より圧倒的に少ない
    デリバティブ取引(CFD)の取扱銘柄数は合計165銘柄、仮想通貨だけなら40銘柄のみ
  • 資産運用サービスなし
    仮想通貨のマイニング・ステーキング・積立・ローンといった運用サービスは一切提供していない

FXGTの口コミ

仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍で取引できるのは凄い(出典:X)

不利なスリッページが多い(出典:X)

海外FXWiki編集部

FXGTは12社の中で最も仮想通貨をハイレバレッジで取引できる業者ですが、完全な相対取引業者なので、取引の透明性に関しては疑問符が付きます。現に、トレーダーに不利なスリッページが多いとの評判も出ているため、約定力に注意して取引する必要があります。

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公式サイト:https://fxgt.com/ja

10位:KuCoin(クーコイン)

総合スコア 61点

総合ランキング 10位

スペック
79点/5位

サービス
78点/4位

キャンペーン
50点/7位

信頼性
38点/12位

KuCoinの概要

KuCoin(クーコイン)は、シンガポールと香港に拠点を置く世界的に知名度の高い海外仮想通貨取引所です。

現物取引・デリバティブ取引のスペックが好条件で自動売買や資産運用の種類も豊富なので、アクティブトレーダーやマニアのニーズにも十分対応できるサービスが提供されています。

ユーザー数は約2,700万人と業界最大手のBybitに並ぶ勢いです。しかし、24時間あたりのデリバティブ取引高は約15億ドルと流動性は他社に大きく遅れをとっています。

また、KuCoinは信頼性の面で懸念があります。金融ライセンスは一切取得しておらず、2020年9月にはハッキングによって総額2億7,500万ドル以上の資金を流出しました。

現在はプルーフオブリザーブ(PoR)によって常にユーザーの資産をカバーできるだけの準備金を維持しており、第三者機関による監査も受けているため安全性は向上しています。

また、アップデートにより何重ものセキュリティを導入するなど、過去の事件を教訓にしたセキュリティ面も目覚ましい改善を遂げています。

ただし、アメリカでは無免許で資金移動業を運営した共謀罪と銀行秘密法(BSA)違反によって司法省に起訴されており、経営面で不安な点が多いのも事実です。

判決次第では、サービス提供国、サービス内容、今後の経営方針に変化があるかもしれませんので、業界ニュースやKuCoinからのアナウンスには注目しておきましょう。

KuCoinの特徴

KuCoinのメリット

  • 取引条件のバランスが良い
    現物取引1,629銘柄、デリバティブ取引300銘柄|最大レバレッジ125倍|取引手数料、現物取引メイカー0.1%/テイカー0.1%、デリバティブ取引メイカー0.020%/テイカー0.060%
  • 自動売買サービスが6種類と豊富
    現物グリッド、先物グリッド、現物マーチンゲール、スマートリバランス、インフィニティ・グリッド、ドルコスト平均法など
  • 資産運用サービスが10種類と豊富
    貯蓄、ステーキング、プロモーション、KCS Staking、KCSボーナス、SharkFin、デュアル投資、Snowball、仮想通貨レンディングPro、Spotlightなど

KuCoinのデメリット

  • 金融ライセンスを保有していない
    大手仮想通貨取引所の中では唯一どの国の金融ライセンスも取得しておらず、第三者機関から審査や監査を受けていない
  • 過去に大規模なハッキング被害あり
    2020年9月に総額2億7,500万ドル以上の資金をハッキングで流出|ユーザーに対しては被害額全額保証で対応

KuCoinの口コミ

ユーザー

注目銘柄を多数取扱っているから口座開設をおすすめ(出典:X)

ユーザー

取引ツールの表示が滑らかで快適(出典:X)

海外FXWiki編集部

Kucoinはスペックや取引ツールに関しては、ユーザーから軒並み高評価を得ています。以前よりもセキュリティ対策は格段に強化されているので、あとはライセンスを取得して安全性が向上すれば、不安要素はほとんど解消されます。

公式サイト:https://www.kucoin.com/ja

11位:Phemex(フェメックス)

総合スコア 57点

総合ランキング 11位

スペック
74点/10位

サービス
55点/8位

キャンペーン
0点/12位

信頼性
80点/9位

Phemexの概要

Phemex(フェメックス)は、シンガポールを拠点に置く海外仮想通貨取引所です。

サービス開始は2019年11月と比較的新しい取引所で、元ソフトウェアエンジニアでモルガンスタンレーのVPであったJack Tao氏によって設立されました。

2024年5月時点のユーザー数は500万人、24時間あたりのデリバティブ取引高は約12億ドルと、取引所の規模は小さいながらもながらも、すでに3つの金融ライセンスを取得しています。

自動売買、資産運用、各種コンテンツなど、仮想通貨取引所に必要なサービスは一通りそろっており、日本語サポートも提供しています。

しかし、現物取引の取扱銘柄が合計374銘柄と少なく、デリバティブ取引の最大レバレッジも100倍と低いため、アクティブトレーダーは物足りなさを感じるかと思います。

また、サービス開始当初は積極的にキャンペーンを開催していましたが、2024年5月現在ではキャンペーンを開催していません。

Phemexの特徴

Phemexのメリット

  • 仮想通貨取引所に必要なサービスは一通りそろっている
    現物取引・マージン取引・デリバティブ取引・資産運用・コンテンツ・自動売買・日本語サポートなどを提供
  • 金融ライセンスを3種類取得している
    アメリカFinCENのMSB、カナダFINTRACのMSB、リトアニアFCISのVASPを取得

Phemexのデメリット

  • 現物取引の取扱銘柄が合計374銘柄と少ない
    現物取引は318銘柄のみ、マージン取引は56銘柄のみ
  • 最大レバレッジが100倍と低い
    3種類あるデリバティブ取引はいずれも最大レバレッジ100倍まで
  • しばらくキャンペーンを開催していない
    2024年5月現在、ボーナスやキャッシュバックがもらえるようなキャンペーンは開催していない
  • デリバティブ市場の流動性が低い
    24時間あたりのデリバティブ取引高が12社の中で最も低い約12億ドル(CoinMarketCap)

Phemexの口コミ

ユーザー

クレジットカード入金ができて便利(出典:X)

ユーザー

現物取引とPERPの価格乖離が激しい(出典:X)

海外FXWiki編集部

Phemexは信頼性の高さや入出金の利便性には定評がありますが、レートに関する不満が出ています。現物取引とデリバティブ取引とでは、だいぶ異なるレートが提供されているようです。やはり流動性の低さが原因ではないでしょうか?

公式サイト:https://phemex.com/ja

12位:Tapbit(タップビット)

総合スコア 57点

総合ランキング 12位

スペック
78点/9位

サービス
43点/12位

キャンペーン
10点/11位

信頼性
76点/10位

Tapbitの概要

Tapbit(タップビット)は、アメリカを拠点とする海外仮想通貨取引所です。

2021年10月にサービスを開始したばかりの新興取引所ですが、24時間あたりのデリバティブ取引高は約58億ドルMEXCZoomexの水準に達しています。

万が一ハッキング被害に遭っても、4000万USDTの保険基金によってユーザーの資産が全額保護される仕組みを採用しています。

ただし、トークンセールやエアドロップ以外にキャンペーンの開催に消極的なため、日本での知名度はなかなか上がりません。

ユーザー数も全世界で約10万人と、非常に小規模な取引所に留まっています。

デリバティブ取引の最大レバレッジ150倍と高水準ですが、銘柄数は87銘柄と少なく取引手数料もごく一般的な水準です。

また、自動売買や資産運用サービスは提供されていますが、種類が少なく物足りなさを感じます。

今の所、Tapbitは特出する部分がなく発展途上の中途半端な取引所なので、今後のアップデートに期待したいところです。

Tapbitの特徴

Tapbitのメリット

  • 最大レバレッジ150倍
    USDT無期限は最大レバレッジ150倍で取引できる

Tapbitのデメリット

  • 取扱銘柄が少ない
    現物取引は590銘柄のみ、デリバティブ取引は87銘柄のみ
  • しばらくキャンペーンを開催していない
    トークンセールやエアドロップ以外にボーナスやキャッシュバックがもらえるようなキャンペーン開催に消極的
  • 自動売買や資産運用サービスが少ない
    自動売買はグリッド取引・コピートレードの2種類のみ、資産運用はフレキシブル貯蓄・定期貯蓄の2種類のみ

Tapbitの口コミ

ユーザー

3種類のライセンスを取得しているから安心感がある(出典:X)

ユーザー

UIがシンプルだから初心者でも使いやすい(出典:X)

海外FXWiki編集部

Tapbitは主に信頼性の高さや取引ツールの使いやすさに定評がありました。

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公式サイト:https://www.tapbit.com/

海外仮想通貨取引所の選び方

信頼性(セキュリティ)

仮想通貨取引所は、信頼性を重視して選びましょう。

特にセキュリティ対策は重要で、過去に大きなハッキング被害があったかどうかもチェックすべきポイントです。

信頼性の高い取引所は、マルチシグ(複数の鍵を使った取引認証)やコールドウォレット(オフラインで保管されるウォレット)を採用しており、ハッキングリスクを大幅に減少させています。

また、24時間体制のセキュリティ体制やホワイトハッカーによるテストを定期的に実施している取引所は、システムの脆弱性を早期に発見・修正する体制が整っています。

ユーザーの資金保護や不正アクセス防止に努めている取引所を選びましょう。

取扱銘柄(数と種類)

取引所選びでは、取扱銘柄の数と種類も重要なポイントです。

主要な仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)に加え、アルトコインや新興トークンを幅広く取り扱っている取引所を選ぶことで、投資機会は格段に増えます。

また、DeFiトークンやNFT関連トークンを扱っている取引所も、最新のトレンドに対応しているためおすすめです。

取扱銘柄リストを確認して、自分の投資戦略に合う銘柄を扱っているか確認しましょう。

取引高(流動性)

取引所選びでは、取引高(流動性)も重要です。

流動性の高い取引所は、売買注文が迅速に成立しやすくスプレッド(売値と買値の差)が小さい傾向にあります。

流動性の低い取引所だと、機関投資家による大口取引があると市場価格が大きく変動しやすく、市場操作が行われ安いため危険です。

公式サイトやCoinMarketCapなどの専門サイトで公開されている取引高情報を確認し、なるべく流動性の高い取引所を選ぶことをおすすめします。

キャンペーン

取引所の選び方として、キャンペーンの内容も重要です。

初回入金特典や取引手数料の割引キャンペーンを提供している取引所は、仮想通貨取引を始める上でとても有利です。

また、海外仮想通貨取引所は、取引コンテスト、エアドロップ、トークンセールを実施する取引所も多く、さまざまなチャンスが広がっています。

キャンペーン情報を定期的にチェックして、最大限に活用しましょう。

レバレッジ倍率

レバレッジ取引の提供条件も取引所選びの重要なポイントです。

取引所によって提供されるレバレッジは異なり、海外では一般的に最大100〜200倍で取引できます。

ハイレバレッジを提供する取引所は、短期間で大きな利益を狙うトレーダーに向いていますが、リスク管理には注意が必要です。

強制決済の条件も取引所ごとに異なるため、自分のリスク許容度に合った取引所を選ぶようにしましょう。

取引手数料

取引手数料は、取引所選びで考慮すべき重要なポイントです。

一般的に、メイカー手数料は流動性を提供するために安く、テイカー手数料は高めに設定されています。

なるべく取引手数料の安い取引所のほうが、取引回数の多い短期トレーダーには有利です。

また、取引手数料の割引制度があるかどうかもチェックしましょう。

取引所によってはVIPプログラムや取引所の独自トークンを提供しており、取引高やトークン保有量によって取引手数料の割引や各種優遇制度が利用できます。

サーバーの強さ

サーバーの強さも、取引所選びの重要なポイントです。

特に、市場が急変する時期や取引が集中する時間帯にはサーバーの強さによって取引結果も左右されます。

まずは、口コミやネットの上を確認して、取引所の過去のパフォーマンスを確認し、システム障害や遅延が頻発していないかをチェックしましょう。

分散型インフラや高速APIを提供する取引所は、高いトラフィックにも対応できます。

信頼性の高いサーバーを持つ取引所を選ぶことで、安心して取引が行えます。

サービスと使いやすさ

取引所の選び方として、サービスの充実度や使いやすさも考慮しましょう。

シンプルで直感的なデザインのインターフェースは、初心者にも扱いやすいです。

取引ツールやチャート分析ツールが充実している取引所を選ぶことで、取引の効率性が向上します。

モバイルアプリの性能も重要で、使いやすく機能が充実しているか、動作がスムーズかどうかも確認しましょう。

また、自動売買ができるかどうか、ステーキング、レンディング、DeFiサービスなどの資産運用サービスが充実しているかどうかも評価ポイントです。

日本語サポートとサポート体制(問い合わせ先)

日本語サポートとサポート体制は、取引所選びの重要なポイントです。

まず、公式サイトの言語を日本語に変更できるかチェックして、メールやチャットを利用して24時間365日のいつでもサポートを利用できる体制が整っているかも確認してください。

問い合わせ方法や対応言語が多い取引所、FAQやサポートドキュメントが充実している取引所は安心です。

ユーザーレビューや評判も参考にして、安心して利用できる取引所を選びましょう。

海外仮想通貨取引所のメリット6つ

取扱銘柄数が多い

取引所現物
銘柄数
デリバティブ
銘柄数
海外

Gate.io
3,200銘柄465銘柄
海外

Bybit
545銘柄584銘柄
国内

GMOコイン
23銘柄8銘柄
国内

SBI VC Trade
7銘柄8銘柄

海外仮想通貨取引所は、取扱銘柄が豊富です。

現物取引はGate.ioの合計3,200銘柄が最多、デリバティブ取引はBybitの合計584銘柄が最多です。

特にマイナーなアルトコイン、草コイン、トークン、新規上場銘柄などは、一部の海外仮想通貨取引所でしか扱っていません。

一方、国内仮想通貨取引所の取扱銘柄はごく僅かで、現物取引はGMOコインが23銘柄、SBI VC Tradeが7銘柄のみ、デリバティブ取引(レバレッジ取引)はどちらも8銘柄のみです。

高いレバレッジで取引できる

取引所個人口座
レバレッジ
法人口座
レバレッジ
海外

FXGT
最大
1,000倍
最大
1,000倍
海外

CoinW
最大
200倍
国内

GMOコイン
一律
2倍
毎週変動
2〜10倍
国内

SBI VC Trade
一律
2倍
毎週変動
2〜10倍

BTC銘柄の場合。

海外仮想通貨取引所は、最大レバレッジの高さが魅力です。

例えば、BTCなら最大100倍〜200倍の高いレバレッジでデリバティブ取引できます。また、相対取引業者のFXGTは、なんと最大レバレッジ1,000倍です。

一方、国内の仮想通貨取引所の個人口座の最大レバレッジは一律2倍に規制されています。

もともと国内仮想通貨取引所の最大レバレッジは、FXと同じ25倍で取引できていました。しかし、2019年10月に最大4倍に引き下げ、2020年5月には最大2倍に引き下げられています。

法人口座のレバレッジは、銘柄ごとに一般社団法人日本暗号資産取引業協会が公表するリスク想定比率にもとづいて毎週更新される仕組みが採用されていますが、それでもBTCは2〜10倍程度です。

スプレッドが狭い

仮想通貨取引には、隠れコストとも言うべきスプレッドが存在します。

スプレッドとは買値と売値の価格差のことで、海外仮想通貨取引所はこのスプレッドが国内仮想通貨取引所よりも有利です。

トレーダーは、仮想通貨を「できるだけ安値で買って高値で売りたい」または「できるだけ高値で売って安値で買い戻したい」という心理で取引をします。

そのため、仮想通貨取引所の取引板(オーダーブック)には、希望金額を指定した買い注文と売り注文(指値注文)が希望価格順に並びます。

MEXCの取引板

この「買い注文の最高価格」と「売り注文の最低価格」の差がスプレッドです。

スプレッドはトレーダーにとっては実質的な取引コストとなるもので、その広さは取引所の取引量(流動性)によって大きく左右されます。

一般的に海外仮想通貨取引所は利用者が多く流動性が高いため、国内取引所よりもスプレッドも狭くなる傾向にあります。

キャンペーンやIEOが充実している

Bybitの特典センター

多くの仮想通貨取引所は、入金や取引などのタスクを達成するたびにUSDTがもらえる特典センターを設置しています。

また、ボーナスやキャッシュバックなどのキャンペーンも頻繁に開催しており、国内仮想通貨取引所よりも内容が豪華です。

また、新規仮想通貨プロジェクトが実施する資金調達のためのトークンセールや、マーケティングの一環として無料でトークンを配布するエアドロップも、信頼性や注目度の高さから海外仮想通貨取引所で実施されます。

例えばプロジェクトが資金調達をしたい場合、海外仮想通貨取引所の厳しい審査を通過しなくてはいけないIEOのほうが、独自に資金調達をするICOよりも投資家に対して信頼性の高いプロジェクトであることを示せるからです。

海外仮想通貨取引所のトークンセールやエアドロップは、仮想通貨取引所のローンチパッド・ローンチプール・Earn・キャンペーンなどのプラットフォームやサービスを介して利用でき、透明性や利便性がしっかり整備されています。

国内仮想通貨取引所でもIEOを実施している業者はありますが、規模と頻度は海外仮想通貨取引所には到底及びません。

追証がない

取引所追証
発生条件
ロスカット
発動条件
ゼロカット
海外

Bybit
なし強制決済価格
で発動
あり
海外

CoinW
なし強制決済価格
で発動
あり
国内

GMOコイン
証拠金維持率
100%以下で発生
証拠金維持率
75%以下で発動
なし
国内

SBI VC Trade
証拠金維持率
100%以下で発生
証拠金維持率
80%以下で発動
なし

海外仮想通貨取引所には、追証制度がありません。

そのため、ポジションが大きな損失を抱えても、借金を抱えることはないので安心です。

強制決済の方法は「分離マージンモード」や「クロスマージンモード」などから選択できる取引所がほとんどで、証拠金不足をポジションごとあるいはアカウントごとに判定するかどうかをユーザーが選べます。

また、保険基金や自動デレバレッジシステムなどによってゼロカットを実現しているため、急激な価格変動によって万が一マイナス残高が発生した場合も、ゼロカットによって補填されるため安心です。

一方、国内仮想通貨取引所は、金融商品取引法にもとづいた追加証拠金(追証)制度を導入しています。

証拠金維持率が100%以下になると追証が発生し、指定時間までに追証の入金・仮想通貨売却・ポジション決済などを実施しなければ、ロスカットが発動して口座資金を失います。

また、国内仮想通貨取引所はゼロカットが禁止されているため、マイナス残高が発生した場合、不足分をユーザーが負担しなくてはいけません。

取引方法の種類が多い(コピートレードなど)

Gate.ioの取引ボット

2024年5月現在、海外仮想通貨取引所の多くがさまざまな仮想通貨の自動売買サービスを提供しています。

各取引所は独自の自動売買プログラム「取引ボット」を目的ごとに提供し、コピートレードができるところも増えました。

ボットやコピートレードを利用すれば、チャート画面に1日中張り付いてトレードする必要はありません。ストラテジー(戦略)に沿って自動で仮想通貨の売買を成立させ、淡々と利益を積み上げてくれます。

一方、国内仮想通貨取引所ではボットを使用した自動売買やコピートレードはほとんど扱っておらず、Zaifの「自動売買おてがるトレード」や取引所接続型のQUOREA(クオレア)など僅かなサービスしかありません。

海外仮想通貨取引所のデメリット6つ

取引手数料が高い

取引所現物
取引手数料
デリバティブ
取引手数料
海外

Bybit
メイカー
0.10%
テイカー
0.10%
メイカー
0.020%
テイカー
0.055%
海外

CoinW
メイカー
0.20%
テイカー
0.20%
メイカー
0.040%
テイカー
0.060%
国内

GMOコイン
メイカー
-0.01%
テイカー
0.05%
メイカー
無料
テイカー
0.030%
国内

SBI VC Trade
メイカー
-0.01%
テイカー
0.05%
メイカー
無料
テイカー
無料

BTC銘柄の場合。

海外仮想通貨取引所は、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が割高です。

金額は取引所・銘柄・流動性によって変わりますが、2024年5月現在、現物取引はメイカー・テイカーともに0.1〜0.2%、デリバティブ取引はメイカーが0.01〜0.04%、テイカーが0.04〜0.06%に設定されています。

一方、国内仮想通貨取引所は、取引手数料が格安です。

こちらも金額は取引所・銘柄・流動性によって変わりますが、2024年5月現在、SBI VC Tradeでは現物取引がメイカー-0.01%、テイカー0.05%、デリバティブ取引がメイカー・テイカーともに無料です。

特に現物取引は、流動性を提供する側であるメイカーの取引手数料はマイナス値であり、取引手数料を支払うのではなく受け取ることができます。

日本円に対応していない

海外仮想通貨取引の入出金方法は、基本的に仮想通貨のみです。

米ドルやユーロなら直接入出金できる取引所はありますが、2024年5月現在、日本円を直接入出金できる海外仮想通貨取引所まず見つかりません。

ランキング12社の中では唯一、FXGTのみ日本円での入出金に対応しています。

つまり、海外仮想通貨取引所のサービスは、すでに仮想通貨を保有している人でなければ利用しづらい状況にあります。

Bybitのワンクリック購入サービス

ただし、販売所を設けている取引所なら、クレジットカードやデビットカードなどを使用して日本円で仮想通貨を購入できます。

また、国内仮想通貨取引所であれば普通に日本円で仮想通貨を購入できるので、そのまま海外仮想通貨取引所に送金できます。

日本語サポートがない取引所もある

海外仮想通貨取引所の多くは、基本的に日本語サポートが期待できません。

公式サイトが日本語非対応だったり、チャットやメールサポートが翻訳ソフトを使用していたりするので、コミュニケーションがスムーズにいかない場合が多々あります。

しかし、資金や人的リソースに余裕のあるBybitBitgetなどの業界大手は、しっかりとした日本語サポートを提供してます。

また、小規模取引所でありながら、最初から日本人トレーダーを重視した経営戦略のZoomexFXGTといった取引所は日本語サポートも高品質です。

英語が苦手な人は、メジャー取引所や日本人に特化した取引所を利用すると良いでしょう。

信頼性の低い取引所もある

2024年5月現在、中央集権型の海外仮想通貨取引所は世界に約1,000社も存在しますが、本当に信頼できる取引所はごく一部で、そのほとんどが信頼性・安全性の低い取引所ばかりです。

聞いたことのない取引所、第三者から強引に勧められた取引所、検索しても口コミや情報が出てこない取引所は詐欺の可能性が高いため利用しないでください。

匿名性が高くユーザー自身が資金を管理する分散型取引所(DEX)とは違い、この記事で扱う中央集権型取引所(CEX)および相対取引業者は、ユーザーの資金を企業や団体など第三者が管理するため、何よりも信頼性や安全性の高さが求められます。

具体的には、消費者保護、保証制度、AML対策(マネーロンダリング防止対策)、セキュリティ、透明性、健全性などが求められ、サービス提供国や地域の規制当局に従って運営しなくてはいけません。

特に消費者保護や保証制度が十分でない取引所は、経営破綻した際にユーザーの資産が全額返還される保証がないので注意が必要です。

BingXの100%準備金証明

ただし、大手の海外仮想通貨取引所であれば、独自にプルーフオブリザーブや保険基金などの顧客資産に対して100%以上の準備金を蓄える仕組みを構築しています。

万が一取引所が破綻した場合でも、迅速に資金をユーザーに返還できる体制が整っているため安心です。

規制が十分ではない

通常、信頼できる金融機関は審査の厳しい金融ライセンスを保有し、預金保険制度などの消費者保護制度を導入しています。

しかし、金融ライセンスの信頼性と自由度がトレードオフの関係にあり、自社の信頼性を高めてくれるグレードが高い金融ライセンスほどユーザーに提供できるサービスが制限されます。

一方、オフショアのマイナーライセンスは自由度が高い反面、消費者保護制度の加入を義務化しておらず取得審査もガバガバなので信頼性に劣ります。

仮想通貨取引所は自社のサービスを充実させるため、厳しい金融ライセンスの取得を避けてマイナーライセンスを取得する傾向にあるようです。実績のない小さな取引所を利用する際は、特に規制や保証に注意を払わなくてはいけません。

最低限、MSB(マネーサービスビジネス)ライセンスやVASP(暗号資産サービスプロパイダー)ライセンスを保有している業者を選ぶと安心です。

Zoomexのライセンス

サービス停止のリスクがある

海外仮想通貨取引所は、突然サービスを停止する危険性があります。

これまでに、以下の取引所が経営破綻によってサービス停止を余儀なくされ、業界のみならず一般メディアでも取り上げられ大きな話題となりました。

  • Mt.Gox(マウントゴックス):2014年に大規模ハッキング被害による経営破綻
  • Coincheck(コインチェック):2018年に大規模ハッキング被害による経営破綻
  • Cryptopia(クリプトピア):2019年に大規模ハッキング被害による経営破綻
  • QuadrigaCX(クアドリガCX):2019年に創業者死亡かつ資金紛失による経営破綻

また、法的な問題によってサービスを停止するリスクもあります。

海外の仮想通貨取引所が日本居住者にサービスを提供するには、金融庁・財務局へ届出をして暗号資産交換業者の登録が必要があり、無登録業者には随時警告が出されています。

その取り締まりの影響か、2023年には海外仮想通貨取引所の日本撤退ラッシュが発生し、多くの人気サービスが日本居住者へのサービス提供を停止しました。

一般的な撤退の流れは、事前の公式アナウンス、新規アカウント作成受付停止、取引制限や入金制限の実施、資金引き上げのお願い、など期限を設けて段階的にサービスを終了します。

しかし、OKXのようになんの公式アナウンスもなく突然日本居住者のサービス利用に制限をかけ、日本から撤退するような取引所もあるので注意が必要です。

詳しくは、日本で利用できない海外仮想通貨取引所をご覧ください。

日本で利用できない海外仮想通貨取引所

Binance(バイナンス)

Binance(バイナンス)は、世界1億人以上のユーザーが利用する世界最大級の仮想通貨取引所です。

サービス開始は2017年6月と比較的最近ですが、豊富な取扱銘柄とサービス、多言語サポートにより、業界をリードする存在にまで急激な成長を遂げました。

ただし、日本居住者はBinanceの全てのサービスを利用できません。

Binanceは、2023年11月30日をもって日本居住者のグローバルサービス利用を停止したと同時に、Binanceの一部サービスのみ利用できる日本法人Binance Japanを立ち上げました。

このBinance Japanは、金融庁・関東財務局より暗号資産交換業者のライセンスを取得している関係でサービス内容が大幅に制限されており、デリバティブ取引(レバレッジ取引)もできません。

しかし、世界最高レベルのセキュリティとカスタマーサポートを提供しており、取扱銘柄数は国内最多です。自動売買や資産運用サービスも提供しています。

Coinbase(コインベース)

Coinbase(コインベース)は、世界1億人以上のユーザーが利用する世界最大級の仮想通貨取引所です。2012年にアメリカで設立され、仮想通貨取引所としては初めてNASDAQに上場しました。

ただし、日本居住者はCoinbaseのサービスを利用できません。

2024年5月現在、Coinbaseグローバルサイトには日本からのアクセス制限がかけられており、日本居住者がアカウント作成を試みてもエラーで弾かれます。

また、金融庁登録のもと2021年8月より日本法人としてサービスを提供していたCoinbase Japanも2023年2月に日本から完全撤退しています。

三菱UFJ銀行との提携もあり大きな期待が寄せられていた反面、サービス開始からわずか1年半というスピード撤退は衝撃的なニュースでした。

撤退の理由は「市場環境の変化により、現在の日本での事業の全面的な見直しと既存顧客との取引停止という難しい決断を下した」とアナウンスされています。

OKX(オーケーエックス)

OKX(オーケーエックス)は、もともと2013年に中国でサービスを開始したOKEXからリニューアルした仮想通貨取引所です。

現在では業界最大手のBinanceやBybitと肩をならべるほど世界有数の取引所に成長し、圧倒的なシェア拡大に成功しています。

ただし、日本居住者はOKXのサービスを利用できません。

2024年5月現在、OKXグローバルサイトには日本からのアクセス制限がかけられており、日本居住者がアカウント作成を試みてもエラーで弾かれます。

日本撤退の際には正式なアナウンスがなかったため、日本人ユーザーの間で「出金できない」「出金拒否を受けている」など大きな混乱が生じました。

ただ、サービス終了は段階的に行われ、最終的には資金はユーザーの手元に戻ったようです。

Kraken(クラーケン)

Kraken(クラーケン)は、2011年にアメリカで設立された最も歴史ある仮想通貨取引所です。

世界で初めてビットコインのデリバティブ取引を始めた取引所であり、スペック・サービス・安全性など、いずれもユーザーから高い評価を受けています。

ただし、日本居住者はKrakenのサービスを利用できません。

2024年5月現在、Krakenグローバルサイトには日本からのアクセス制限がかけられており、日本居住者がアカウント作成を試みてもエラーで弾かれます。

また、金融庁登録のもと日本法人として運営していた Kraken Japan(Payward Asia 株式会社)も2023年1月31日に日本から完全撤退しています。

日本撤退の理由は、「現在の日本市場を取り巻く情勢と世界的な暗号資産市場の低迷をもとに検討を進めた結果、Krakenが日本でのビジネスをさらに成長させるために必要なリソースの投下は困難との結論に至った」と公式アナウンスされています。

Bitfinex(ビットフィネックス)

Bitfinex(ビットフィネックス)は、香港に拠点を置く歴史ある仮想通貨取引所です。

2012年にRaphael Nicolle氏とGiancarlo Devasini氏が共同設立したiFinex Inc.によって運営されており、現在は世界50ヵ国でサービスを提供しています。

ただし、日本居住者はBitfinexのサービスを利用できません。

2024年5月現在、Bitfinexグローバルサイトにはアクセス制限がかけられており、日本居住者がアカウント作成を試みてもエラーで弾かれます。

日本撤退の理由については、公式発表がありませんでした。

ただし、2024年5月現在、東京港区にある日本法人iFinex JapanがiFinex Inc.と協議して日本市場の調査・準備を推進しているとのことなので、いずれBinanceのように金融庁登録のもとサービスを開始する可能性はあります。

海外仮想通貨取引所に関するよくある質問(FAQ)

海外仮想通貨取引所の利用は違法ですか?

いいえ。日本居住者でも、金融庁未登録の海外仮想通貨取引所を合法的に利用できます。

ただし、金融庁未登録の海外仮想通貨取引所が、日本国内で宣伝や勧誘活動を行うことは違法です。

日本居住者を対象に宣伝や勧誘活動を行う場合は、日本国内にオフィスを構えて正式に金融庁に暗号資産交換業者として登録する必要があります。

仮想通貨取引を始めるには、まずは何をすれば良いですか?

仮想通貨取引を始めるには、まず仮想通貨取引所にアカウントを作成しなくてはいけません。その際、国内仮想通貨取引所と同様に、厳格な本人認証を実施します。

アカウント作成と本人認証が完了すると、自由に仮想通貨を入出金できるようになります。海外仮想通貨取引所の入出金方法は、基本的に仮想通貨のみです。

もし、仮想通貨を所有していない人は、国内仮想通貨取引所で仮想通貨を日本円で購入し、海外仮想通貨取引所に送金してください。

海外の仮想通貨取引所を利用する際のリスクは何ですか?

海外取引所のリスクには、規制が緩く取引所の信頼性に不安があること、サポートが英語のみであること、法的規制が少ないことなどです。

また、取引所がハッキングされた場合、十分な顧客資金保護を実施していない取引所の場合、経営破綻した際に口座資金が返還されない危険性があります。

取引手数料はどのくらいかかりますか?

取引手数料は、取引所によって異なります。

一般的に、現物取引はメイカー・テイカーともに0.1〜0.2%、デリバティブ取引はメイカーが0.01〜0.04%、テイカーが0.04〜0.06%に設定している取引所が多いです。

セキュリティはどうなっていますか?

セキュリティレベルは、取引所ごとに異なります。

コールドウォレットによる顧客資金のオフライン管理、マルチシグによる入出金手続きの複数承認、SSLによる暗号化通信、ホワイトハッカーによる定期的なセリキュティチェックなどが一般的です。

ユーザー側のセキュリティ対策としては、最低限アカウントに二段階認証(2FA)を設定することが推奨されています。

取引可能な仮想通貨の種類はどのくらいありますが?

取扱銘柄の種類は、取引所によって大きく異なります。

一般的には、数百〜数千種類以上のアルトコインやトークンを取り扱っています。

レバレッジ取引はできますか?

はい。海外仮想通貨取引所では、数百〜数千倍のハイレバレッジで取引できるさまざまなタイプのデリバティブ取引(レバレッジ取引)を提供しています。

海外仮想通貨の入出金方法はなんですか?

海外仮想通貨取引所との入出金方法は、基本的に仮想通貨のみです。

仮想通貨を現金化したい場合は、国内取引所に送金して日本円に換える方法が一般的です。

国内取引所であれば、日本円の入出金に対応しています。

海外仮想通貨取引所を利用した場合、確定申告は必要ですか?

はい。仮想通貨取引で年間20万円以上の利益確定をした場合、確定申告が必要です。

その他の所得と同様、所得税や住民税を納税する義務があります。

納める金額は、給与所得などと合算して総合課税で計算します。

税率は課税所得に応じて所得税が5%から45%、住民税が10%、復興税が2.1%です。

もし、年間20万円以上の利益確定をしているにもかかわらず申告しないと、いずれ税務署から多額の追徴課税を請求される可能性があるので注意しましょう。

無申告でもすぐにどうこうなるわけではありませんが、税務調査が来ないからといって油断しないでください。税務調査が数年後に遅れてやってくるのは、決してめずらしいことではありません。

仮想通貨取引の年間所得(利益)が20万円以下の場合は非課税なので、確定申告は不要です。

Tier1取引所とは何ですか?

仮想通貨のTier1取引所とは、取引量、流動性、セキュリティ、規制遵守、信頼性や安全性など、複数の指標が業界で最も高い評価を受けている主要取引所を指します。

代表的なTier1取引所は、Binance、Coinbase、Kraken、Bitfinex、Huobiなどです。いずれも日本居住者はサービスを利用できません。

ただし、Binanceはサービスを大幅に制限したBinance Japan、Huobiはビットトレード(旧Huobi Japan)として日本でのサービスを展開しています。

仮想通貨海外取引所ランキング【まとめ】

この記事では、人気の海外仮想通貨取引所をランキング形式で紹介しました。それぞれの取引所の特徴やメリット・デメリットを参考に、ご自分おニーズに合った取引所を見つけてください。

最もおすすめの取引所は、総合力が勝るBybitです。豊富な取扱銘柄とサービス、使いやすさとサポート体制に定評があります。一方、いまいちおすすめできない取引所はTapbitです。他の取引所に比べてサービスやサポート面で劣る部分が多いため、慎重に利用してください。

デリバティブ取引高が最も高いのはCoinWで24時間で393億ドル、最も低いのはPhemexで約12億ドルです。流動性を重視するトレーダーは、これらの数字も参考にしてください。

最も歴史ある取引所は2013年1月設立のGate.io、最も最近設立されたのは2021年11月のZoomexです。長い歴史を持つ取引所は、信頼性と安定性が魅力です。

保有ライセンスが最も多いのはLBANKで5種類、ライセンスを持っていない取引所はKuCoinです。規制遵守の観点からも、ライセンス保有の有無を確認することは重要です。

現物取引銘柄が最も多いのはGate.ioの3,200銘柄、最も少ないのはFXGTのゼロとZoomexの50銘柄、デリバティブ取引銘柄が最も多いのはBybitの584銘柄、最も少ないのはCoinWの58銘柄です。

現物取引手数料が最も安いのはMEXCで無料/0.1%、最も高いのはLBANKCoinWの0.2%です。デリバティブ取引手数料が最も安いのはFXGTで無料、最も高いのはCoinWの0.04%/0.06%です。取引手数料は、取引回数の多い短期トレーダーにとって大きな負担となります。

最もレバレッジが高いのはFXGTで1,000倍、最も低いのはPhemexZoomexの100倍です。レバレッジが高いほどリスクも高まるため、適切なリスク管理が求められます。

この記事で紹介した取引所は、それぞれ独自の特長を持っています。信頼性、取扱銘柄、手数料、サポート体制などを総合的に考慮して、最適な取引所を選びましょう。

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