AssassinFX(ASN FX)の評判|口コミ・安全性について(アサシンFX)

注意

海外FX Wikiでは、ASN FXでの口座開設はおすすめしておりません。本記事やクチコミを参考にして、自己責任で口座開設・取引するようにしてください。

また、2023年7月3日にコピートレードがいきなり不可解な取引を開始してロスカットされたという被害が寄せられています。

Assassin FX(以下、ASN FX)は、プロレベルのコピートレードを実践できることで話題になっている海外FX業者です。

ただ、海外FX Wikiでは、ASN FXでの口座開設はおすすめしません。また、ASN FXでの口座開設に誘導するオンラインサロン、SNSアカウント(Instagram・twitter・LINE)に対しても注意喚起します。

ASN FXに限らず「海外FXで詐欺にあった!」という人は、以下の相談窓口で情報を募集しています。

まずは、ASN FXのメリット・デメリット・ポイントをご覧ください。

メリット

  • スプレッドがタイト
  • 取引コストが格安
  • 最大レバレッジ500倍
  • コピートレードができる
  • ゼロカット採用

デメリット

  • 金融ライセンスがない
  • 分別管理・信託保全が不明
  • 通貨ペアが31種類と少ない
  • 禁止されている取引が多い
  • ロスカット率が50%と高い
  • トレードツールがMT4のみ
  • キャンペーンがない
  • 入出金方法が少なく出金手数料が高い
  • 日本語サポートの対応が悪い

ココがポイント

  • トレーダーからの評判が悪い
  • なぜ実績ゼロなのにコピートレードの運用先として利用されるのか疑問
  • SNSのクチコミ・出金報告・取引実績も信用できない
  • ポンジスキームの疑いもある
  • どちらにせよ「近づかない」が賢明

ASN FX公式サイトは、一見するとまともなFX業者のようです。当サイトでも実際に口座開設してみましたが、途中、特に不審な点はありませんでした。

取引まではしていないため、どの程度スリッページがあるかは未知数ですが、スプレッドは信じられないほどタイトです。

ただ、不可解なのが、ASN FXが集客のほとんどをコピートレードに頼りきっている点です。

現在、海外FX業者は乱立しているため、今時キャンペーンなしで日本に上陸しても、まず勝算は見込めないはずです。

さらに、コピートレード運用者が「何をきっかけにASN FXを知ったのか?」「なぜ実績のない超マイナー業者で、いきなりコピートレードを始めようと思ったのか?」が分かりません。

そのため、どうしてもコピートレード運用者とASN FXの繋がりを勘繰ってしまいます。

コピートレードにもさまざまな種類が存在しますが、基本的に利用者(フォロワー)は自分自身で取引を中断できません。また、コピートレード運用者はフォロワーから預かった資金を実際に運用しなくてもバレません。

仮に、ASN FXとコピートレード運用者が共謀していたとすると、自分が入金した資金を他人の利益として出金されたり、他人が入金した資金を自分の利益として出金するような、いわゆるポンジスキームも可能です。

また、ある程度トレーダーから資金を集めたら「ロスカットされた」「利用規約に違反していた」などと言えば、コピートレード運用者およびASN FXは、フォロワーに利益や資金を返還しなくて済みます。

仮に大きな損失を出して訴訟問題に発展しても、最終的にSNSアカウントやWEBサイトもろともいつでも音信不通になることも可能です。

コピートレード運用者は、個人情報を開示する必要はありませんし、ASN FXは金融ライセンスを保有しておらず正確な所在地も不明であり、連絡手段はメールアドレスのみです。

どちらにせよ、ASN FXおよびASN FXでの口座開設を催促してくる人物には「近づかない」ほうが賢明です。

ASN FXの公式サイトはこちら

もくじ

信頼性・安全性

運営会社の実態が不透明な海外FX業者には注意が必要です。

突然の倒産・日本撤退の危険性がありますし、取引操作・出金拒否・利益取消といった、トレーダーの不利益に繋がる行為を平気で行う悪徳業者や詐欺業者も多いからです。

自分の大切な資金を守るためにも、最低限、会社の所在地・金融ライセンス・資金の管理体制ぐらいはしっかり公開している業者を選ぶようにしましょう。

 

金融ライセンスなし

会社情報
運営会社 ASN-FX LTD
設立 不明
登録住所 セントビンセント・グレナディーン諸島
St. Vincent and the Grenadines inds Building,
Kingtown, St. Vincent and the Grenadines
金融ライセンス なし
(法人登録番号:26009

ASN FXの運営会社は、セントビンセント・グレナティーン諸島で法人登録している「ASN-FX LTD」です。金融ライセンスは所有していません。

会社住所にある建物名「inds Building」はタイプミスの可能性が高く、実際は「Hinds Building」が濃厚です。

この住所は仮想通貨取引所「Bitterz」と同一住所であり、Googleマップでは「Dentons」という法律事務所がヒットします。

 


出典:Googleマップ

ASN FXがこのビルに入居している可能性は低く、おそらく実態のないペーパーカンパニーの可能性が高いと言えるでしょう。

利用規約には「セントビンセント・グレナディーンの法律に準拠する」と書かれており、その他に本社・オフィスの所在地を特定できるものはありません。

 

分別管理・信託保全は不明

公式サイトや利用規約には、顧客資金と業者資金の分別管理体制や信託保全の有無については一切記載されていません。

そのため、万が一、ASN FXが破綻したとしても、口座資金が全額返還される保証はどこにもないので注意してください。

 

日本の金融庁から警告なし

出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」

今のところASN FXには日本の金融庁・関東財務局から警告は出されておりません(2022年12月時点)。

金融庁に登録せずに日本人トレーダーを受け入れている全ての海外業者は、日本の法律上は無登録業者という扱いとなり警告が発せられます。

日本の法律上「海外業者が日本居住者にサービスを提供すること」「日本居住者が海外業者のサービスを使って取引すること」は合法です。

しかし、海外業者が日本居住者を対象に勧誘行為(プロモーション活動)を行うことは、以下の規制によって明確に禁止されています。

外国証券業者に関する法律第3条により、外国証券業者が国内にある者を相手に証券取引行為を行う場合には、国内に支店等の営業拠点を設け、監督当局の登録を受けなければなりません。本規定に違反した場合は、同法第45条及び第50条の罰則が課せられます。

しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。

ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。

出典:金融庁「外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制」

つまり、海外FX業者が日本語公式サイトを運営したり日本語でキャンペーンを告知したりすることがまずいという訳です。

そのため、日本人に人気のある海外FX業者のほとんどが、すでにこの警告を受けてしまっています。

ただ、この警告には行政処分や業務停止命令といった効力は一切ありません。

 

クチコミ・評判

ここでは、海外トレーダー・国内トレーダーのクチコミの一部をご紹介します。

ただ、投稿者にはさまざまな事情があります。すべて鵜呑みにはせず、以下のような点に注意してご覧ください。

  • 口座タイプが違う
  • 取引銘柄・取引数量・注文方法が違う
  • 取引時間帯が違う
  • トレードスタイルが違う
  • VPSの有無・通信状態・スペックが違う
  • 投稿時期によってサービスが変わっている
  • 業者の禁止行為に抵触している
  • 負けた腹いせによる誹謗中傷・愚痴
  • アフィリエイターによる過剰な宣伝
  • ライバル会社による虚偽の投稿

 

大手海外FX掲示板FPAには登録だけされている

海外最大級のFX掲示板「FPA(ForexPeaceArmy.com)」は、海外FX業者の評判を知る上でとても参考になるサイトです。

ASN FXは登録こそありましたが、レビューは1件も投稿されておらず、データ不足によって総合評価のレートも算出されておりませんでした。(2022年12月時点)。

 

いちおう出金報告は出ている

信憑性の有無はさておき、SNSではトレーダーからの出金報告がいくつか見つかります。

中には高額出金に成功しているトレーダーもおり、ASN FXは一定の評価を得ている模様です。

 

ただし、出金遅延の報告も結構見つかります。

また、これらが実際に取引で得た資金を出金しているのか、はたまた他人の資金を自分の利益として出金しているのかは不明です。

詐欺師・詐欺業者のポンジスキームは、資金繰りが悪化すると配当や利益の未払いが増えていきますので、この出金遅延の多さは非常に気になるところです。

 

ASN FX否定派と肯定派の争いが勃発

SNSでは、ASN FX否定派と肯定派によって、意見は真っ二つに分かれています。

否定派の意見も細分化されており、コピートレード運用者を詐欺師と考える人、ASN FXを詐欺業者と考える人など、パターンはさまざまです。

中には怪しいSNSアカウントを可能な限り特定して、注意喚起してくれている人います。

ただ、これは「善意のクチコミ」とも「同業他社による営業妨害」とも取れるため、真偽の判断は非常に難しいところです。

 

一方、ASN FX肯定派は、「出金実績があることを前提にASN FXを盲信している人」や、「取引実績を公表して自慢している人」が多い傾向にあります。

これも善意のクチコミやただの自慢とも取れますが、又聞きしただけの話を信じきっているだけですし、取引記録を公表しても、最終的に利益出金までできなければ意味がありません。

 

中立派はいつだって冷静

ASN FXの利用以前に、「コピートレードの危険性」や「業者の利用規約の重要性」などを説く慎重なユーザーもいます。

このような中立派は、業界やトレードの仕組みに精通しており、自己判断で投資ができます。

また、業者の利用規約を隅々まで読み、クチコミも冷静に分析できます。

 

日本語サポートの対応が悪い

ASN FXには日本語サポートがありますが、顧客対応やレスポンスはイマイチとの評価です。

問い合わせ窓口も専用フォームかメールのみなので、普通に考えれば不信感を抱かずにはいられないでしょう。

 

取引条件・取引ルール

ここではASN FXの取引条件・取引ルールを、他社と比較しながら詳しく解説します。

なお、比較対象のFX業者は、初心者から上級者にまで人気のある大手FX業者や、比較的タイプの似ているFX業者から選定しました。

タイプの似ている業者と比較することで、ASN FXの強み弱みがより直感的に分かるようになっています。

 

口座タイプは2種類

口座タイプと取引条件
スタンダード ゼロスプレッド
取引形態 不明 不明
最大レバレッジ 500倍 500倍
取扱銘柄 通貨ペア
貴金属
エネルギー
株価指数
仮想通貨
通貨ペア
貴金属
エネルギー
株価指数
仮想通貨
取引手数料 無料 スタンダード口座
のスプレッド加算
スプレッド 1.5pips~ 0.1pips~
ロット単位 10万通貨 10万通貨
最小取引数量 0.01ロット 0.01ロット
最大取引数量 1,000ロット 1,000ロット
最大ポジション数 未確認 未確認
ストップレベル 10ポイント 10ポイント
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
マージンコール 100% 100%
ロスカット 50% 50%
ゼロカット あり あり
取引ツール MT4 MT4
口座通貨 JPY JPY
最低入金額 5千円 5千円
キャンペーン なし なし

ロット単位・スプレッド・最小取引数量・最大取引数量・ストップレベルは「米ドル円」の値。取引手数料は1ロットあたりの金額。

ASN FXの口座タイプは、初心者向けのスタンダード口座と、中上級者向けのゼロスプレッド口座の2種類です。

違いは取引手数料の部分だけで、ゼロスプレッド口座は文字通りスプレッドが限りなくゼロに近い反面、決済後はスタンダード口座と同額のスプレッドが外付取引手数料として差し引かれます。

 

最大レバレッジ500倍・口座残高によるレバレッジ制限あり

通貨ペアは、スタンダード口座・ゼロスプレッド口座どちらも最大レバレッジ500倍で取引できます。

ただし、口座残高が増えるほどレバレッジが下がる「レバレッジ制限」を採用しているので注意が必要です。

通貨ペアのレバレッジ

口座残高によるレバレッジ制限
金額 変動後レバレッジ
2,000,000円未満 500倍
2,000,000円以上 200倍
5,000,000円以上 100倍
10,000,000円以上 50倍

また、貴金属・エネルギー・株価指数・仮想通貨のレバレッジについては、以下の固定レバレッジが採用されています。通貨ペアで設定されている口座レバレッジの影響は受けません。

その他CFD銘柄のレバレッジ

  • 貴金属・エネルギー:250倍 固定
  • 株価指数:14倍 固定
  • 仮想通貨:10倍 固定

 

通貨ペアは31種類のみ・その他CFD銘柄も少ない

大手海外FX業者と比較

全取扱銘柄

ASN FX

XM Trading
AXIORY
AXIORY
外国為替 31銘柄 55銘柄 62銘柄
貴金属 2銘柄 4銘柄 4銘柄
エネルギー 1銘柄 5銘柄 5銘柄
商品 なし 8銘柄 なし
株式 なし なし 現物株式 122銘柄
株式CFD 157銘柄
株価指数 3銘柄 24銘柄 10銘柄
債券 なし なし なし
ETF なし なし 69銘柄
仮想通貨 4銘柄 31銘柄 なし

2022年12月時点

通貨ペアは31種類と少なく、その他の貴金属・エネルギー・株価指数・仮想通貨などのCFD銘柄も他社に劣ります。

以下は、ASN FXが取扱っている全通貨ペアです。

クロス円
AUD/JPY GBP/JPY
CAD/JPY NZD/JPY
CHF/JPY TRY/JPY
EUR/JPY USD/JPY
クロスカレンシー
AUD/CAD GBP/AUD
AUD/CHF GBP/CAD
AUD/NZD GBP/CHF
AUD/USD GBP/NZD
CAD/CHF GBP/USD
EUR/AUD NZD/CAD
EUR/CAD NZD/USD
EUR/CHF USD/CAD
EUR/GBP USD/CHF
EUR/NZD USD/TRY
EUR/TRY USD/ZAR
EUR/USD

+ 通貨記号一覧

AUD:豪ドル、CAD:カナダドル、CHF:スイスフラン、EUR:ユーロ、GBP:ポンド、JPY:日本円、NZD:ニュージーランドドル、TRY:トルコリラ、USD:米ドル、ZAR:南アフリカランド、

 

取引手数料・スプレッドは格安だがスリッページが心配

ここでは、代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりの取引コストを他社と比較します。取引コストとは「往復手数料+スプレッド」のことです。

なお、すべて日本円に換算して計算・比較しているため、実際の金額とは多少異なる場合もあるので注意してください。

 

スタンダード口座を他社と比較

0.1ロットあたりの取引コスト

スタンダード

スタンダード
AXIORY
スタンダード
USD/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5pips 1.6~2.0pips 1.6~1.9pips
トータル 150円 160~200円 160~190円
EUR/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5pips 2.2~2.7pips 1.7~2.0pips
トータル 150円 220~270円 170~200円
CAD/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5~2.0pips 3.1~3.4pips 2.5~2.8pips
トータル 150~200円 310~340円 250~280円
AUD/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5pips 3.2~3.3pips 2.3~2.4pips
トータル 150円 320~330円 230~240円
CHF/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5pips 2.4~2.8pips 2.9~3.1pips
トータル 150円 240~280円 290~310円
GBP/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5~2.2pips 3.9~4.7pips 3.0~3.5pips
トータル 150~220円 390~470円 300~350円
NZD/JPY 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5~1.9pips 3.1~3.5pips 2.8~3.2pips
トータル 150~190円 310~350円 280~320円
EUR/USD 往復手数料 無料 無料 無料
スプレッド 1.5pips 1.8~2.0pips 1.4~1.5pips
トータル 206円 247~274円 192~206円

0.1ロット=1万通貨。スプレッドは2022年12月19日12時台の変動幅。1ドル137円として計算。小数点以下四捨五入。赤字は最も割高・青字は最もお得。

ASN FXスタンダード口座のスプレッド・取引コストを、XM Tradingスタンダード口座、AXIORYスタンダード口座と比較しました。

いずれの口座も取引手数料無料なので、スプレッドの広さがダイレクトに取引コストとなります。

このうち、最もスプレッドが狭く取引コストが安かったのはASN FXで、圧倒的な取引コストの安さを実現しています。

しかも、CAD/JPY・GBP/JPY・NZD/JPY以外は、いずれも1.5pipsで原則固定です。

 

ゼロスプレッド口座を他社と比較

0.1ロットあたりの取引コスト

ゼロスプレッド

XM Zero
AXIORY
ナノ
USD/JPY 往復手数料 1.5pips 1ドル 0.6ドル
スプレッド 0.1pips 0.2~0.7pips 0.2~0.9pips
トータル 160円 157~207円 102~172円
EUR/JPY 往復手数料 1.5pips 1ユーロ 0.6ドル
スプレッド 0.1pips 0.4~1.0pips 0.9~1.4pips
トータル 160円 184~244円 172~222円
CAD/JPY 往復手数料 1.5~2.0pips 1カナダドル 0.6ドル
スプレッド 0.1~0.9pips 1.3~1.6pips 1.4~1.6pips
トータル 160~290円 230~260円 222~242円
AUD/JPY 往復手数料 1.5pips 1豪ドル 0.6ドル
スプレッド 0.1pips 1.1~1.4pips 0.7~1.2pips
トータル 160円 201~231円 252~202円
CHF/JPY 往復手数料 1.5pips 1スイスフラン 0.6ドル
スプレッド 0.1pips 0.2~0.5pips 0.8~1.7pips
トータル 160円 166~196円 162~252円
GBP/JPY 往復手数料 1.5~2.2pips 1ポンド 0.6ドル
スプレッド 0.1~0.9pips 1.5~2.2pips 1.5~1.9pips
トータル 160~310円 316~386円 232~272円
NZD/JPY 往復手数料 1.5~1.9pips 1NZドル 0.6ドル
スプレッド 0.1~0.4pips 1.6~2.1pips 1.1~1.6pips
トータル 160~230円 247~297円 192~242円
EUR/USD 往復手数料 1.5pips 1ユーロ 0.6ドル
スプレッド 0.1pips 0.0~0.3pips 0.3~0.4pips
トータル 219円 144~185円 123~137円

0.1ロット=1万通貨。スプレッドは2022年12月19日12時台の変動幅。1ドル137円、1ユーロ144円、1カナダドル100円、1豪ドル91円、1スイスフラン146円、1ポンド166円、1NZドル87円として計算。小数点以下四捨五入。赤字は最も割高・青字は最もお得。

次に、ASN FXゼロスプレッド口座のスプレッド・取引コストは、XM Zero口座、AXIORYナノ口座と比較しました。

いずれもスプレッド以外に外付取引手数料が発生し、ASN FXはスタンダード口座と同額のスプレッドを上乗せされます。

XM Tradingは1ロットあたり片道5通貨(0.1ロットあたり往復1通貨)、AXIORYは1ロットあたり片道3ドル(0.1ロットあたり往復0.6ドル)です。

最もスプレッドが狭く取引コストが安かったのはASN FXで、USD/JPYとEUR/USD以外、圧倒的な取引コストの安さを実現しています。

しかも、CAD/JPY・GBP/JPY・NZD/JPY以外は、いずれも0.1pipsで原則固定です。

ただ、いくらスプレッドが狭いといっても、決済すれば外付取引手数料が上乗せされます。

ASN FXの場合、たとえ0.1pips(10円)利確しても、スタンダード口座のスプレッド1.5pips(150円)が上乗せされるため取引手数料負けします。

さらに、ここが非常に重要なんですが、このスプレッドはMT4上の数値を一定時間計測しただけのものです。

スリッページは考慮されていないため、「実際に取引したら不利な方向に滑りまくって大赤字」ということも十分あり得ます。

 

スワップポイントは他社よりも不利

ここでは、代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりのスワップポイントを他社と比較します。

なお、すべて日本円に換算して計算・比較しているため、実際の金額とは多少異なる場合もあるので注意してください。

 

海外FX業者とスワップポイントを比較

0.1ロットあたりのスワップポイント

ASN FX

XM Trading
AXIORY
AXIORY
USD/JPY 33円 -187円 132円 -214円 143円 -205円
EUR/JPY 2円 -47円 15円 -111円 28円 -79円
CAD/JPY 31円 -128円 76円 -158円 98円 -133円
AUD/JPY 16円 -142円 40円 -125円 58円 -91円
CHF/JPY -156円 -298円 -36円 -99円 -13円 -54円
GBP/JPY 38円 -88円 111円 -225円 114円 -206円
NZD/JPY 25円 -122円 36円 -168円 91円 -120円
EUR/USD -184円 32円 -159円 79円 -148円 87円
TRY/JPY 27円 -61円 13円 -29円
ZAR/JPY 7円 -15円

2022年12月19日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。1ドル137円として計算。小数点以下四捨五入。赤字は支払い・青字は受取り。

ASN FXのスワップポイントは、他社よりも支払い額が多少有利ですが、受け取り額が極端に少ない傾向にあります。

 

国内FX業者とスワップポイントを比較

0.1ロットあたりのスワップポイント

ASN FX
GMOクリック証券
GMOクリック証券
SBI FXトレード
SBI FXトレード
USD/JPY 33円 -187円 166円 -169円 159円 -166円
EUR/JPY 2円 -47円 66円 -69円 63円 -68円
CAD/JPY 31円 -128円 118円 -121円 107円 -112円
AUD/JPY 16円 -142円 70円 -73円 70円 -75円
CHF/JPY -156円 -298円 26円 -29円 12円 -17円
GBP/JPY 38円 -88円 164円 -167円 167円 -172円
NZD/JPY 25円 -122円 102円 -105円 100円 -105円
EUR/USD -184円 32円 -116円 113円 -105円 100円
TRY/JPY 27円 -61円 11円 -25円 10円 -30円
ZAR/JPY 12円 -15円 11円 -14円

2022年12月19日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。1ドル137円として計算。小数点以下四捨五入。赤字は支払い・青字は受取り。

国内FX業者と比較しても、その差は歴然です。

 

禁止行為・取引制限に注意

ASN FXでは、特にスキャルピング・自動売買に制限はありません。

ただし、利用規約「46. Banned trading techniques(禁止されている取引手法)」には、禁止行為が記載されています。

主な禁止行為は、以下のとおりです。

禁止事項

  • バイパス・リバースエンジニアリング
  • 人工知能ソフトウェアの使用
  • サーバーに悪影響を与えるソフトウェアの使用
  • 複数口座間での両建て(ダブルデッカー行為)
  • 通信遅延・レート不良などを悪用したアービトラージ
  • 経済指標など急激な相場変動だけを意図的に狙った取引
  • 市場開閉時だけを意図的に狙った取引
  • ボーナスの悪用
  • 他の当事者と連携した内部ヘッジ(グループ取引)
  • ゼロカットの悪用
  • その他の形態の詐欺行為または詐欺行為

ここで言う「ソフトウェア」とは、全てASN FXの裁量で決定します。どんなソフトウェアがNGなのか、トレーダーが知る術はありません。

このうち、経済指標発表時や市場開閉時だけを狙った取引、複数口座間での両建て、グループ取引には特に注意してください。

もし、フォローしているコピートレードが上記に違反していた場合、以下のペナルティが課せられます。

ペナルティ

  • ウェブサイトへのアクセスブロック
  • アカウントの無効化・削除
  • MT4アカウントの停止または削除
  • 発生した利益の差し押さえ、取引の無効化
  • オープンポジションの一部または全部の強制決済
  • 規約違反や無断使用に関する第三者への通知

ASN FXの利用規約は、全て英文です。

以下に、利用規約で特に重要な部分を翻訳して記載します。

46.3 違法な取引手法: インターネット、接続の遅延、価格設定エラーにより、オンライン取引施設に表示される価格は市場レートを正確に反映していない場合があります。 価格エラーの悪用および/またはオフマーケット価格での取引の終了、および/またはインターネットの遅延を有利に利用すること (一般に「アービトラージ」、「スナイパー」、または「スキャルピング」と呼ばれます) その目的は「アービトラージ」と呼ばれる) であり、クライアントが自分自身から直接売買する OTC 市場には存在できません。 したがって、当社は、独自の裁量により、当社のオンライン取引施設および/またはサービスに関連するアービトラージの誤用を許可しない権利を留保します。 Price Latency arbitrage の機会に依存する取引または契約は、予告なしに当社の裁量で取り消される場合があります。 また、以下は当社が違法とする取引の一例ですが、これらに限定されるものではありません。

  • 複数の口座間で同一通貨または相関通貨を反対の位置に保有するダブルデッカー行為
  • アービトラージ(通信遅延やレート不良を利用した取引を含みますが、これらに限りません)
  • 経済指標時など相場が急激に変動するタイミングを意図的に狙った、悪質と判断される取引。
  • 市場の開閉時に発生する値動きを意図的に狙ったものと判断される取引
  • ボーナスを不正に使用したとみなされる取引

利用規約「46. Banned trading techniques(禁止されている取引手法)」

 

ロスカット率50%|ゼロカットあり

ASN FXでは、マージンコールが証拠金維持率100%以下、ロスカットが証拠金維持率50%以下で発動します。

また、ASN FXは公式サイトで「追証なし」を公表しているため、多くの海外FX業者と同様にゼロカットも採用されていると思われます。

 

取引ツール・サービス

取引ツールはMT4のみ

取引ツールの種類
対応機種・OS 自動売買
インジケータ追加
MT4 ダウンロード Windows 利用可能
ブラウザ Windows・mac 利用不可
アプリ Android・iOS 利用不可
MT5 ダウンロード なし
ブラウザ なし
アプリ なし
cTrader ダウンロード なし
ブラウザ なし
アプリ なし
その他 ダウンロード なし
ブラウザ なし
アプリ なし

ASN FXの取引ツールは、MT4(MetaTrader4)のみです。

MT4は多くの海外FX業者が自社の取引ツールとして採用する高機能チャートです。

Windows対応のダウンロードタイプ、Windows・mac対応のブラウザタイプ、Android・iOS対応の専用アプリがリリースされています。

この内、自動売買のためのEA(Expert Adviser)やカスタムインジケータをインストールできるのは、Windows対応のダウンロードタイプだけです。

スマホ・タブレットでは自動売買はできません。macユーザーの場合は、以下の記事で対処方法を解説しているので参考にしてください。

あわせて読みたい
macでMT4を動作させる方法まとめ MT4(MetaTrader4)は、基本的にWindowsでの利用を目的に開発されたFX取引ツールですが、macやMacBookでも利用可能です。 導入方法は基本的に以下の4パターンあり、それ...

最新版のMT5(MetaTrader5)に対応していないところが残念です。

MT4とMT5のEA・インジケーターには互換性がありません。MT5で取引したい人は、他社を利用してください。

あわせて読みたい
MT4とMT5はどっちがいい?スマホアプリ・PCの違いを比較 MetaQuotes社が開発した高機能取引ツールMetaTrader4、MetaTrader5(以下、MT4、MT5)は、海外FXをする上では欠かすことのできないツールです。 どちらも無料で利用でき...

 

日本語サポートの対応はイマイチ

日本語サポートの窓口は、専用のサポートフォームまたはメールのみです。

ASN-FXサポートフォーム

support@assassin-fx.com

オンラインチャットどころか、住所も電話番号も分からない業者を利用するリスクをよく理解してください。

クチコミによれば、サポートの対応やレスポンスは非常に悪いとのことです。

 

キャンペーン・ボーナス

公式キャンペーンなし(2022年12月時点)

現在、ASN FXは公式キャンペーンを開催していません(2022年12月時点)。

ボーナス利用規約も存在しないため、しばらくはキャンペーンが開催される見込みはなさそうです。

今時、新興業者がキャンペーンもなしに日本上陸して、果たして勝算があるのでしょうか?

このことも、ASN FXが純粋なFXブローカーではなく、何か別の目的を持った業者に思えてなりません。

 

口座開設・入出金

必要書類は本人確認書類・現住所確認書類・セルフィー

当サイトでは取引条件を確認するため、ASN FXで口座開設しておりますが、ASN FX公式サイトのトップにある口座開設ボタンはなぜか機能しません(2022年12月時点)。

ページ上部にあるログインをクリックしてSign upに進みめば口座開設できますが、これが正規の手続方法かどうかは不明です。

当サイトではASN FXでの口座開設はおすすめしておりませんが、それでも口座開設する場合、必ずサポートに手順を確認してから手続するようにしてください。

ちなみに、口座開設はメールアドレスだけでもできますが、入出金するには出金先銀行口座の登録と本人認証が必要です。

以下の必要書類を用意し、書類全体が写るよう鮮明に撮影した画像データをあらかじめ用意してください。

顔写真の有無・有効期限・発行日などに注意しましょう。

本人確認書類

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳
  • マイナンバーカードなど

※ いずれか1点。

現住所確認書類(発行から3ヶ月以内)

  • 公共料金(電気・ガス・水道等)請求書・領収書
  • 携帯電話の請求書・領収書
  • クレジットカード会社の利用明細書・請求書
  • 住民票など

※ いずれか1点。

身分証明書とのセルフィー

  • 上半身と身分証明書が一緒に撮影されていること
  • 顔と身分証明書の内容がはっきり確認できること
  • 身分証明書が本人の物だとわかること

画像データは、JPG・JPEG・PNGのフォーマットに限ります。

1回のアップロード容量は最大4MBです。

 

入出金方法は国内銀行送金とビットコインのみ

入金方法
最低金額 所要日数 手数料
クレジットカード
デビットカード
VISA なし
master なし
JCB なし
オンライン
ウォレット
bitwallet なし
STICPAY なし
BXONE なし
仮想通貨 BTC 5千円 即時 無料
ETH なし
XRP なし
銀行送金 国内 5千円 即時〜2営業日 無料
海外 なし
出金方法
最低金額 所要日数 手数料
クレジットカード
デビットカード
VISA なし
master なし
JCB なし
オンライン
ウォレット
bitwallet なし
STICPAY なし
BXONE なし
仮想通貨 BTC なし
ETH なし
XRP なし
銀行送金 国内 指定なし 5営業日以内 20万円以上
は無料
海外 なし

金融機関・決済サービス会社・取引所で発生する入出金手数料・送金手数料等は別途自己負担。

入出金方法は、国内銀行送金ビットコインの2種類のみです。

入金手数料は全て無料ですが、出金手数料は出金額が20万円以上は無料、20万円以下は一律1,500円です。

出金手数料

  • 出金額が20万円以下の場合:一律1,500円
  • 出金額が20万円を超える場合:無料

 

 

ボーナスを活用して取引しないと損!

海外FX業者の中には、

  • 口座開設だけで10000円
  • 入金額の100%ボーナス

など、知らないと損をするお得なボーナスを実施しているところが沢山あります。

信頼性の高い業者のみを厳選して紹介しているので、今一番お得なキャンペーンを見つけてください。

2024年!安全かつ人気のおすすめFX海外業者ランキング

海外FX業者で最も重要視しなければいけないのは次の3つです。

  • 業者の安全性・信頼性
  • スプレッド・取引コストの安さ
  • ボーナス・日本語サポートの有無

しかし、海外業者は情報が少ないため、どこが人気で優良な業者なのかわからない人がとても多いです。

当サイトを見てくれた人だけに、日本だけでなく海外でも知名度がある本当に人気のおすすめ海外業者を紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

もくじ