![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/3ea9fc2e8397d0f0a562b8fa9cb93e45.webp)
TradingView(トレーディングビュー)は、多くの仮想通貨取引所が自社ツールのチャートに採用したことで爆発的にユーザーを増やした次世代の高機能チャートです。
FX業者・証券会社・仮想通貨取引所の取引システムやウェブサイトと統合させるビジネス向けのサービスを提供しているため、今ではさまざまな場面でTradingViewを目にする機会が増えてきました。
海外FXの取引ツールは依然としてロシアのMetaQuotes社が提供するMT4・MT5が主流ですが、FX業界にもTradingViewブームの波は押し寄せています。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2019/11/eace8424304425d613e6c84cdc2e35f4.webp)
自社のウェブトレーダーやスマホアプリのチャートにTradingViewを内蔵する海外FX業者は非常に多く、TradingViewと取引口座を連携させ、TradingViewスーパーチャート上で自社の銘柄を取引できる業者もあります。
TradingViewは、もちろん単独のチャートサービスとして個人利用もできるので、MT4・MT5を補うサブツールとして活用してもOKです。
この記事では、TradingViewを利用できる海外FX業者、TradingViewのメリット・デメリット、TradingViewの利用に向いている人・向いていない人、TradingViewの登録方法や基本的な使い方などを解説します。
- TradingViewと連携してスーパーチャート上で取引できる海外FX業者は「easyMarkets」と「IC Markets」の2社だけ
- TradingViewは世界6,000万人が愛用するブラウザタイプの無料高機能チャート
- トレード、テクニカル分析、マーケット情報、チャット機能を1つのプラットフォームに集約
- 投資家だけでなく経済やマーケットの知識が必要な全ての人におすすめ
- FX業者・証券会社・仮想通貨取引所など30社近くがTradingView上で直接取引可能
- 自社ツール・アプリにTradingViewを内蔵する海外FX業者が増えている
- TradingViewの性能を最大限引き出したい人は有料プランへの加入を推奨
TradingViewのスーパーチャートで取引できる海外FX業者
TradingView スーパーチャート | FX業者の ウェブトレーダー | FX業者の スマホアプリ | 詳細 | |
---|---|---|---|---|
![]() easyMarkets | トレード可能 | チャートのみ | チャートのみ | こちら |
![]() ICMarkets | トレード可能 | – | – | こちら |
![]() BigBoss | – | – | チャートのみ | こちら |
![]() Doo Prime | – | – | チャートのみ | こちら |
![]() Exness | – | チャートのみ | チャートのみ | こちら |
![]() FBS | – | – | チャートのみ | こちら |
![]() FxPro | – | – | チャートのみ | こちら |
![]() IUX Markets | – | チャートのみ | チャートのみ | こちら |
![]() SvoFX | – | – | チャートのみ | こちら |
トレード可能:TradingViewにFX業者の取引口座を登録することで、TradingViewスーパーチャート上で直接取引できるタイプ。TradingViewの全サービスを利用可能(一部有料)。TradingViewに登録されている全FX業者および全取引所のデータを閲覧可能。
チャートのみ:FX業者が提供する独自ツール(ウェブトレーダーやスマホアプリ)に、TradingViewのチャートが組み込まれているタイプ。TradingViewの一部機能が利用可能。その業者が取扱っている銘柄のみ閲覧可能。
記号の意味:◎全ての機能が利用可能、◯ほぼ全ての機能が利用可能、△一部の機能のみ利用可能
海外FXの取引ツールは依然としてMT4・MT5が主流であり、TradingViewはcTraderと同様にごく一部の業者でしか利用できません。
比較的日本人に馴染みのある海外FX業者では上記9社のみで、その内、TradingViewと連携してスーパーチャート上で取引できるのは「easyMarkets」と「IC Markets」の2社だけです。
その他の業者は、自社で提供しているブラウザタイプのウェブトレーダーやスマホアプリなどにTradingViewのチャートを内蔵する形で提供しています。
ただ、チャート機能は各社で大きく異なり、「Doo Prime」と「FBS」はTradingViewの多くの機能が制限されています。この2社に関しては、普通にMT4・MT5のスマホアプリを使用したほうが良いでしょう。
easyMarkets
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/easymarkets-top-202404.png)
easyMarkets(イージーマーケッツ)は、TradingViewのサービスを最も有効活用できる海外FX業者です。
TradingViewとの連携機能を提供しており、スーパーチャート上でeasyMarketsの取扱銘柄を直接取引できます。すでにeasyMarketsのアカウントを保有している人なら、簡単操作ですぐに取引口座との連携が可能です。
また、TradingViewを内蔵したウェブトレーダーとスマホアプリも提供しており、easyMarketsの独自機能である「dealCancellation」「フリーズレート」「easyTrade」が利用できます。
dealCancellationは、事前に手数料を支払えば60分間は取引をキャンセルして損失を取り戻せる機能です。フリーズレートは、3秒間レートを固定して注文できる機能です。easyTradeは、損失を購入金額以内に収めることができるFXとバイナリーオプションを融合したような機能です。
easyMarketsは口座開設ボーナスや入金ボーナスといったお得なキャンペーンも実施しており、これからTradingViewを使ってFX取引をしたい人にはおすすめの業者です。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/eM_Platform_JP.jpg)
easyMarketsについてもっと知る
IC Markets
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/icmarkets-top-202404.png)
IC Markets(アイシーマーケッツ)は、2023年より本格的に日本人の受け入れを再開した大手海外FX業者です。数々のアップデートを実施したことで、以前と比べて格段に利用しやすくなりました。
特に取引ツールが充実しており、海外FXで主流のMT4・MT5以外にスキャルピングに特化したcTraderも提供しています。
その上、TradingViewとの連携機能まで提供しており、スーパーチャート上でIC Marketsの取扱銘柄を直接取引できます。
IC Marketsはトレード環境において、トレーダーのニーズをほぼ満たしていると言えるでしょう。
また、IC Marketsは取引条件も優れています。
最大レバレッジは1,000倍で、有効証拠金や口座残高によるレバレッジ制限がありません。通貨ペア61銘柄や株式2,100銘柄以上など取扱銘柄が豊富で、スプレッドも非常にタイトです。
公式キャンペーンこそ開催していませんが、取引環境にこだわるアクティブトレーダーには、IC Marketsはおすすめの業者です。
IC Marketsについてもっと知る
自社アプリ内でチャートのみ利用可能な海外FX業者
BigBoss
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-00.52.16.png)
\ 100%入金ボーナス実施中 /
BigBoss(ビッグボス)は、トレーダーを飽きさせない数々の独自サービスを打ち出している大手海外FX業者です。
日本語サポートはもちろんのこと、海外FXに求められるサービスのほぼ全てを提供しています。
そのサービスの一つ、BigBoss公式スマホアプリ「BigBoss QuickOrder(BBQ)」にはTradingViewが内蔵されており、ほぼ全ての時間足・チャート種別・インジケーター・描画ツールを利用することが可能です。
また、BigBossには、その他にもボーナスや現金と交換できるポイントシステム「BigBossポイント(BBP)」「ガチャ」や、各種優遇制度に使えるBigBoss発行のトークン「BigBossコイン(BBC)」など、お得なサービスが満載です。
BigBossについてもっと知る
Doo Prime
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-01.23.21.png)
\ 無限100%入金ボーナス実施中 /
2014年にサービスを開始したDoo Prime(ドゥープライム)は、ブローカー事業以外に資産管理事業・決済事業・フィンテック事業などを手掛ける大手金融グループです。
2023年12月から日本語公式サイトと日本語サポートの提供を開始し、日本上陸を果たしました。
Doo Primeが提供する公式スマホアプリ「Doo Prime In Trade」にはTradingViewが内蔵されています。
ただし、機能は非常に限定的で、インジケーターが6種類のみ選択できるだけで、描画ツールは搭載されていません。
TradingViewが持つ本来の性能を全く引き出せていないため、外出先でのトレードはMT4・MT5のスマホアプリを利用したほうが良いかもしれません。
Doo Primeについてもっと知る
Exness
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-03.21.50.png)
Exness(エクスネス)は、レバレッジ無制限・ロスカット率0%で取引できる数少ない海外FX業者です。
MT4・MT5以外に、TradingViewを内蔵した独自ツール「Exnessウェブターミナル」と独自スマホアプリ「Exnessトレードアプリ」を提供しています。
どちらのツールも、TradingViewのほぼ全ての時間足・チャート種別・インジケーター・描画ツールを利用することが可能です。
なお、Exnessトレードアプリでは、突発的なレバレッジ制限の時間帯をチャート上に分かりやすく表示することもできます。
Exnessについてもっと知る
FBS
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2023/10/FBS-top-202310.png)
公式サイト:https://jpfbs.com/
FBS(エフビーエス)は、最大レバレッジ3,000倍と豪華なキャンペーン・プロモーションが特徴の大手海外FX業者です。
取引ツールは、MT4・MT5・独自のスマホアプリが提供されています。
独自スマホアプリにはTradingViewが内蔵されており、豊富な時間足・チャート種別・インジケーターが利用できます。
ただし、描画ツールが搭載されていないため分析には不向きです。
描画ツールを使用したい場合は、MT4・MT5またはブラウザタイプのTradingViewスーパーチャートを利用してください。
FBSについてもっと知る
FxPro
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2022/07/fxpro-logo-202207.png)
FxPro(エフエックスプロ)は、グループ全体でキプロス・バハマ・イギリス・ドバイの4か国で金融ライセンスを取得する大手海外FX業者です。
特に取引ツールが充実しており、海外FXで主流のMT4・MT5以外にスキャルピングに特化したcTraderも提供しています。
独自スマホアプリ「Fxpro Direct」にはTradingViewが内蔵されており、ほぼ全ての時間足・チャート種別・インジケーター・描画ツールが利用できます。
口座管理や入金手続きにも対応しており、FxProのユーザーが外出先で重宝する便利ツールです。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-04.49.48.png)
FxProについてもっと知る
IUX Markets
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/02/IUX-Markets-top-202402.png)
IUX Marketsは、日本語サポート非対応でありながら優れた取引条件・サービスが魅力の海外FX業者です。
3,000倍のハイレバレッジ、超低スプレッド、ロスカット率0%、スワップフリーなど、少額取引に必要なスペックと低コストを実現しています。
さらに、口座開設ボーナス、入金ボーナス、独自ポイントプログラムまで提供しており、総合力の高いサービスが魅力です。
ブラウザタイプの独自ツール「IUX Web Trade」と独自スマホアプリ「IUX App Trade」はTradingViewが内蔵されており、ほぼ全ての時間足・チャート種別・インジケーター・描画ツールが利用できます。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-10.39.18.png)
IUX Marketsについてもっと知る
SvoFX
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-13.44.57.png)
SvoFXは、2019年に豪華なキャンペーンとコピートレードを主力サービスとして日本上陸を果たした海外FX業者です。
SvoFXが提供する公式スマホアプリ「Svo Trader」にはTradingViewが内蔵されており、ほぼ全ての時間足・チャート種別・インジケーター・描画ツールが利用できます。
スタンダード口座であれば最大レバレッジ2,000倍でトレードでき、最低入金額は5ドルとお手頃。100%+20%入金ボーナスもあるので、非常に少ない資金で取引を開始できます。
そのほかにも、ボーナスと交換できる「SVOポイントプログラム」や「友達紹介プログラム」など、魅力的で使いやすいサービスが満載です。
SvoFXについてもっと知る
TradingViewとは?
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/1_image.074b3c40bab9c5462c44.jpg)
TradingViewは、プロのトレーダーや個人投資家がマーケットをリアルタイムで追跡し、テクニカル分析を行い、トレード戦略を構築するための革新的なプラットフォームです。
豊富なインジケーターと描画ツール、膨大なマーケット情報とチャット・コミュニティ機能を備えており、その革新的なアプローチと使いやすさによって 世界中のプロトレーダーやチャート分析家や個人投資家に人気があります。
無料プランと有料プランがありますが、無料プランでもテクニカル分析に必要な機能のほとんどを利用することが可能です。
運営会社は、アメリカ合衆国シカゴに本社を構えるTradingView Inc.で、Stan Bokov氏とVladimir Krupski氏によって2011年に設立されました。
TradingViewのメリット・デメリット
TradingViewのメリット
- 豊富なインジケーター・描画ツールを利用できる
- 膨大な市場データや他社のレートを参照できる
- カスタマイズ性・拡張性が高い
- コミュニティを介してデータやアイデアを共有できる
TradingViewスーパーチャートは、HTML5で作成された軽量かつデザイン性に優れた高機能チャートサービスです。
20種類以上の時間足、20種類以上のチャート種別、80種類以上のインジケーター、50種類以上の描画ツールを搭載しており、機能性・カスタマイズ性は海外FXで主流となっているMT4・MT5と比べても引けを取りません。
また、TradingViewはPineスクリプトと呼ばれる独自のプログラミング言語を使い、カスタムインジケーター開発や自動売買のためのストラテジー開発も可能です。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.06.38.png)
その他にも、経済ニュースやヘッドライン、値幅上昇ランキング・出来高ランキングなど、膨大なマーケット情報・データを1つのプラットフォーム上で簡単に入手できます。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-22.20.18.png)
デフォルトの市場データ提供元はICE Data Servicesですが、その他にも30社近いFX業者・証券会社・仮想通貨取引所のレートも参照できるため、多角的な市場分析が可能です。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-21.38.41.png)
世界中のトレーダーとアイデアを共有できたたり、チャットを介してメッセージをやり取りができるのも、TradingViewの大きな魅力の一つです。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-22.24.08.png)
契約業者ならTradingViewのスーパーチャートに取引口座を登録して、チャート上で直接取引することもできます。
TradingViewはブラウザタイプのチャートなので、パソコンやスマホ・タブレット、WindowsやMac、Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、どのような端末・OS・ブラウザからでも同じ機能が利用できる点も便利です。
その他にも、ダウンロードタイプのデスクトップアプリやスマホアプリもリリースしており、マルチモニターを使用するようなプロトレーダーからライトユーザーまで、幅広いユーザーに良質なチャートサービスを提供しています。
また、多くの仮想通貨取引所やFX業者がTradingViewのチャート機能を自社ツールや自社アプリに内蔵しており、その利便性・機能性の高さが多くの金融機関・トレーダーに求められています。
TradingViewのデメリット
- 無料プランは機能の大半を制限されている
- 一部の取引所はリアルタイムデータの別途購入が必要
- 板注文に対応していない業者が多い
TradingViewには、無料プラン、ノンプロフェッショナルプラン3種類、プロフェッショナルプラン3種類、合計7種類ものプランがありますが、月額料金とスペックが大きく異なります。
無料プランはTradingViewのかなりの機能が制限されており、ノンプロフェッショナルプランとは主に以下のような点が異なります。
Basic | Essential | Plus | Premium | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 14.95ドル | 29.95ドル | 59.95ドル |
高速データ更新 | – | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
チャート同時接続数 | 2 | 10 | 20 | 50 |
分割チャート | 1 | 2 | 4 | 8 |
秒足表示 | – | – | – | 利用可 |
インジケーター同時表示数 | 1 | 1 | 9 | 24 |
ヒストリカルバー数 | 5,000 | 10,000 | 10,000 | 20,000 |
価格アラート数 | 5 | 20 | 100 | 400 |
テクニカルアラート数 | 1 | 20 | 100 | 400 |
ウォッチリスト数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サポート | – | 通常 | 優先 | 優先 |
広告 | あり | – | – | – |
無料プランは取引が発生するたびにデータを更新する「高速データ更新」に対応していないため、チャートは完全なリアルタイムではなく数秒のタイムラグがあります。
また、無料プランはチャート枚数・インジケーター同時起動数・アラート数が極端に制限されているため、本格的に利用する人は少なくとも秒足が利用できる月額59.95ドルPremiumプランを選択すると良いでしょう。
ただし、高速データ更新機能が利用できるプランでも、一部の証券取引所のリアルタイムデータを利用するには別途月額料金が発生します。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/05/CleanShot-2024-05-01-at-22.50.35.png)
例えば、東京証券取引所のデータは通常だと20分も遅延があり、ノンプロフェッショナルプランは月額3ドルでリアルタイムデータを購入できます(プロフェッショナル向けは月額17ドル)。
また、株取引はリアルタイムでの板読みや板注文機能が欠かせませんが、一部の取引所はTradingViewでの板取引に対応していません。株トレーダーにとっては致命的なデメリットなので、あらかじめ対応状況を確認するようにしてください。
TradingViewが向いている人・向いていない人
TradingViewが向いている人
- FX・株式・仮想通貨など、投資全般を学ぶ初心者
- 高機能なテクニカル分析ツールを探しているベテラン
- 学生や経済の知識が必要な職業に従事する人
TradingViewは、すべてのトレーダーにおすすめのチャートツールです。
特に、FX・株式・仮想通貨など投資全般を学び始めている初心者にはうってつけで、さまざまな銘柄のデータや情報を1つのプラットフォームに表示させ、マーケット全体を俯瞰するのに役立ちます。
また、TradingViewでは、初期口座残高100,000ドルのデモ口座を使用したペーパートレード(デモ取引)もできます。残高はいつでもリセットできるので、いくらでも取引の練習ができます。
実際のお金を使用せずに世界中のトレーダーと利益率を競う、30日間のバーチャルトレード大会「The Leap」も開催しています。ランキング5名には25000ドル、10000ドル、5000ドル、3000ドル、2000ドル の賞金が授与される本格的な大会です。
TradingViewは、ベテラントレーダーでも取引をサポートするツールの一つとして十分すぎるほどの機能を備えています。無料プランでは限度がありますが、有料プランに加入すればメインのテクニカル分析ツールとして毎日利用するようになるでしょう。
また、投資初心者やベテラントレーダーだけでなく、学生や経済の知識が必要な職業に従事している人にもTradingViewはおすすめです。日々、TradingViewを開いて経済新聞や経済ニュースを見れば、より深くマーケットを考察・分析して学業や仕事に活用できます。
TradingViewが向いていない人
- なるべく余計なコストをかけたくない人
- TradingView上で分析から取引まで完結させたい人
TradingViewは、無料プランでは利用できる機能がかなり制限されます。
特に、無料プランでは高速データ更新や秒足が利用できないため、スキャルパーやデイトレーダーだと有料プランへの切り替えが必須です。
なるべく余計な取引コストかけたくないという人は、TradingViewをサブツールの1つとして利用する程度になるでしょう。
本格的にTradingViewを活用したい場合は月額料金が発生する有料プランへの切り替えを検討してください。おすすめのプランは、月額59.95ドルPremiumプランです。
また、TradingViewスーパーチャート上で取引できる業者は30社程度です(2024年5月時点)。日本でもメジャーな海外FX業者だと、easyMarketsとIC Marketsの2社だけです。
XMTradingやAXIORYなど日本人に人気の海外FX業者を利用している人は、やはりMT4やMT5を使って取引からテクニカル分析までしたほうが効率的と言えます。
ユーザーの口コミ
TradingViewの登録方法・連携方法・基本的な使い方
アカウントを作成する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.38.08.png)
まずは、無料会員登録をしましょう。
TradingView公式サイト右上にある始めましょう
をクリックしてください。
TradingView公式サイトはこちら
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.38.20.png)
次の画面で登録
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-30-at-00.53.30.png)
Google、facebook、X、Apple IDなどを使用すれば、簡単にアカウント登録できます。
希望するサービスをクリックして、画面の指示に従い手続きしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/2dac361810a24a677191254f6c3a82bb.png)
メールアドレスを使用した通常のアカウント作成を希望する場合は、Eメール
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-30-at-00.53.45.png)
メールアドレスと任意のパスワードを入力します。
私はロボットではありません
にチェックを入れ、アカウントを作成
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.40.16.png)
以上でアカウント作成完了です。
チャートを表示するには、上部メニューにあるプロダクト
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.20.03.png)
TradingViewスーパーチャートが表示されます。
FX口座や証券口座と連携する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.02.45.png)
TradingViewスーパーチャートに、FX口座や証券口座を登録します。
チャート下部にあるトレードパネル
のタブをクリックしてください。
最初は一部の対応業者しか表示されませんので、全てのブローカーを表示
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.03.02.png)
TradingViewスーパーチャート上での直接取引に対応した全業者が表示されます。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.34.25.png)
業者名をクリックすると上記ポップアップが表示されるので、接続
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.34.46.png)
業者のログイン画面が表示されます。
IDやパスワードを入力してログインしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.35.25.png)
確認画面が表示されるので、Sync to TradingView
をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.42.13.png)
接続に成功すると、チャートの下部に業者専用のタブが作成され、業者名・アカウント名・口座情報・取引情報などが表示されます。
スーパーチャートの基本操作
銘柄・チャートを変更する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.49.59.png)
表示チャートおよび取引銘柄を変更するには、画面左上にある銘柄名(シンボル)をクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-12.49.30.png)
シンボル検索のポップアップが表示されます。
検索ボックスに任意の銘柄を直接入力するか、金融商品ごとのフィルターボタンで絞り込みができます。
また、接続業者名のフィルターボタンをクリックすると、その業者の取扱銘柄だけ表示することが可能です。
銘柄名をクリックすると、チャートが切り替わります。
トレードパネルを使って取引する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-30-at-01.49.28.png)
表示したチャートの銘柄は、スーパーチャート上で直接取引が可能です。
チャート左上にある2WAY
ボタンか、チャート下部にあるトレード
ボタンをクリックしてください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-30-at-01.50.42.png)
右側にトレードパネルが表示されます。
注文
タブにあるパラメーターや注文ボタンを使用して取引が可能です。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.24.26.png)
また、一部の業者・口座・銘柄は、板取引に対応しています。
板情報
のタブにある、板・注文パラーメーター・注文ボタンを使用して取引が可能です。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-11.42.25.png)
トレードパネルにエラーメッセージが表示される場合は、銘柄あるいはアカウントが間違っている可能性があります。
TradingViewスーパーチャート上での取引に対応した銘柄やアカウントを選択してください。
チャートをカスタマイズする
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.33.53.png)
時間足・チャート種別・インジケーターは、チャート上部ツールバー左側にあります。
また、描画ツールはチャート左側ツールバーにあります。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-17.05.32.png)
配色や表示項目などを変更したい場合は、チャート上部ツールバー右側にあるチャート設定
アイコンをクリックして、チャート設定のポップアップで設定してください。
1つのチャートで複数の銘柄を比較する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.38.15.png)
一つのチャートに複数の銘柄を表示させる場合は、チャート上部ツールバー右側にある+
アイコンをクリックして、シンボル比較のポップアップから追加したい銘柄を選択してください。
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.37.59.png)
上記は、USD/JPYのチャートに、JP225、EUR/USD、XAU/USDのラインチャートを表示させた状態です。
一つのチャートに表示させた全ての比較チャート・インジケーター・描画オブジェクトは、チャート右側ツールバーにあるオブジェクトツリーとデータウィンドウ
のアイコンから編集・削除・管理できます。
オブジェクトツリーに表示されている銘柄をダブルクリックすると、チャート種別をローソクやエリアに変更したり、インジケーターのパラメーター設定や描画オブジェクトにテキストを追加したりできます。
複数のチャートを分割表示する
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-30-at-10.43.16.png)
分割チャートを利用したい場合は、チャート上部ツールバー右側にあるレイアウトの選択
アイコンをクリックして希望の分割タイプを選択します。
TradingView専用アプリ
デスクトップアプリ
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-15.59.15.png)
TradingViewは、Windows・Mac・Linux向けに無料のデスクトップアプリを提供しています。
TradingViewをブラウザで使用すると、チャートが取引とは関係ない複数のタブに埋もれてしまったり、膨大なメモリを消費したりすることあります。
デスクトップアプリなら、ブラウザの制限を受けることなく快適にTradingViewが利用できます。
ダウンロードはこちら
モバイルアプリ
![](https://runways.co.jp/media/wp-content/uploads/2024/04/CleanShot-2024-04-29-at-16.00.15.png)
TradingViewは、Android・iOS向けにスマホアプリを提供しています。
洗練された機能とデザインにより、外出先での利用もスムーズです。
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TradingViewについてよくある質問(FAQ)
- TradingViewスーパーチャートとはどんなサービスですか?
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TradingViewは、プロのトレーダーや個人投資家がマーケットをリアルタイムで追跡し、テクニカル分析を行い、トレード戦略を構築するための革新的なプラットフォームです。
豊富なインジケーターと描画ツール、膨大なマーケット情報とチャット・コミュニティ機能を備えており、その革新的なアプローチと使いやすさによって 世界中のプロトレーダーやチャート分析家や個人投資家に人気があります。
無料プランと有料プランがありますが、無料プランでもテクニカル分析に必要な機能のほとんどを利用することが可能です。
運営会社は、アメリカ合衆国シカゴに本社を構えるTradingView Inc.で、Stan Bokov氏とVladimir Krupski氏によって2011年に設立されました。
- 無料プランと有料プランの違いや料金について教えてください。
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有料プランにすると、リアルタイムでデータが更新されるようになり、秒足も利用できるようになるため、短期トレーダー向きのスペックにアップグレードできます。
また、チャート同時接続数、分割チャート、アラート、ウォッチリストなどの上限が引き上げられるため、マルチモニターを利用するようなベテラントレーダーにも対応できます。
- TradingViewスーパーチャート上で直接取引できる業者は何社ありますか?
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FX業者・証券会社・仮想通貨取引所など30社近くの取引口座と接続し、TradingViewスーパーチャート上で直接取引できます。
- 「TradingView」と「TradeView」の違いを教えてください。
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TradeViewは、2004年にサービスを開始した海外FX業者です。正式名称は「TRADEVIEW MARKETS」で、MT4・MT5・cTraderを使用した低コストなプロ仕様のトレード環境を提供しています。
- TradingViewを使うメリットはなんですか?
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TradingViewを利用する主なメリットは以下の4つです。
- 豊富なインジケーター・描画ツールを利用できる
- 膨大な市場データや他社のレートを参照できる
- カスタマイズ性・拡張性が高い
- コミュニティを介してデータやアイデアを共有できる
- TradingViewはどんな人に向いていますか?
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TradingViewは全てのトレーダーにおすすめの高機能チャートですが、主に以下のようなタイプの人に向いています。
- FX・株式・仮想通貨など、投資全般を学ぶ初心者
- 高機能なテクニカル分析ツールを探しているベテラン
- 学生や経済の知識が必要な職業に従事する人
- TradingViewの利用環境や推奨環境を教えてください。
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TradingViewはHTML5で開発されたブラウザタイプのチャートなので、一般的なGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザさえあれば、どのような端末・OSからでも利用できます。
なお、TradingViewは、Windows・Mac・Linux向けの無料デスクトップアプリやAndroid・iOS向けの無料スマホアプリも提供しています。
- TradingViewの利用者はどのくらいいますか?
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TradingViewは、世界6,000万人に利用されています。また、SimilarWebのデータによると、TradingViewは世界で最も人気のある投資ウェブサイトのトップを維持し続けています(2024年2月時点)。
- 自動売買はできますか?
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はい。Pineスクリプトと呼ばれる独自のプログラミング言語を使用したストラテジーを使用することで、自動売買が可能です。
- アラート機能はありますか?
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はい。TradingViewは、価格アラート機能とテクニカルアラート機能を搭載しています。
- 描画ツールは搭載されていますか?
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TradingViewは、どのプランでも50種類以上の描画ツールを利用できます。
- インジケーターはいくつ搭載されていますk?
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TradingViewは、どのプランでも80種類以上のインジケーターを利用できます。また、Pineスクリプトと呼ばれる独自のプログラミング言語を使用して、カスタムインジケーターを開発することも可能です。
- 分割チャートやマルチモニターは利用できますか?
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はい。TradingViewは、分割チャートやマルチモニター機能を搭載しています。ただし、プランによって上限設定が異なり、分割チャートは2〜16、チャート同時接続数は2〜200です。
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