BybitとBinanceどっちがいい?仮想通貨取引所を10項目で徹底比較

グローバルで知名度が高く、利用者数も多い仮想通貨取引所のBybit(バイビット)Binance(バイナンス)

仮想通貨取引を始めようと思う方には、BybitとBinanceどちらにしようか悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、BybitとBinanceの両取引所の概要と、取引所の主要10項目を徹底比較していきます。

結論、以下に当てはまる人はBybitを開設するべきです。

Bybitがおすすめの人

  • レバレッジ取引がしたい人
  • 多くの銘柄数を取引したい人
  • MT4を使いたい人

一方で、以下に当てはまる人はBinanceがおすすめです。

Binance Japanがおすすめの人

  • すでにBinanceを使い慣れている人
  • 主要通貨での取引を予定している人
  • 日本円を使って取引したい人

また、最後にはBinance JapanからBybitへ移行するための送金方法も紹介しているため、乗り換えを検討している方はぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • Binance Japanは国内の仮想通貨取引所で日本人ユーザーのみが使用できる
  • Bybitは海外の仮想通貨取引所だが、日本人ユーザーも問題なく利用でき、日本語対応で使いやすい
  • Bybitは取扱い銘柄数が多いため、アルトコイン投資などに向いている
  • Bybitはレバレッジ倍率100倍対応で、トレード環境が整っているだけでなくMT4でのトレードもできる
  • Binance JapanはBinane既存ユーザーにとっては使いやすい
  • Binance JapanからBybitへの送金はリップル(XRP)を利用すると便利

公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/

もくじ

Bybitの概要

Bybitは、世界トップレベルの登録ユーザーを抱える仮想通貨取引所です。

Bybitには主に以下のような特徴があります。

  • 世界トップ規模の仮想通貨取引所
  • 取扱い銘柄が170種類以上で取引環境も充実
  • ステーキングやレンディングなどさまざまな資産運用サービスが便利
  • レバレッジ倍率最大100倍で少ない証拠金でも大きく稼げるチャンスがある
  • 日本語対応で安心して利用できる

特に、上場している仮想通貨銘柄数の豊富さ、レバレッジ取引のトレード環境が整っていることがBybitの人気の高さにつながっています。

さらには、ステーキングやレンディングなどの資産運用サービスに加えて、ローンチパッドなど仮想通貨に関する幅広いサービスを提供しているため、利便性が高い仮想通貨取引所として認知されています。

Bybitで扱っている仮想通貨銘柄は、ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄はもちろんのこと、アルトコインも含めて170種類以上もあります。

レバレッジ取引では、最大100倍のレバレッジ倍率で取引できるため、少ない証拠金でも大きな利益を得るチャンスがあります。

取引所の規模を表す取引ボリュームは、Binanceに次いで世界で2番目です。

仮想通貨取引所ランキング

仮想通貨を長期投資目的で保有している方は、Bybitのレンディングやステーキングなどで運用すると、効率的に運用利回りを獲得できます。

国内の仮想通貨取引所と比較しても、Bybitでのステーキングやレンディングは高い運用利回りを実現できることも特徴です。

Bybitは海外の仮想通貨取引所ですが、日本語に完全対応しているため、公式サイトはもちろんのこと、サポートセンターも日本語で利用できます。

自然な日本語で対応してもらえるため、万が一トラブルが発生しても安心です。

Bybitは日本人も使える

Bybitは、シンガポールに拠点を置く海外の仮想通貨取引所です。

日本の金融庁の認可は受けていませんが、日本はBybitが設定する制限国には該当していないため、日本人でも問題なく利用できます。

また、Bybitが提供するすべてのサービスも制限を受けることなく利用できます。

過去には、2度金融庁からの警告文がBybit側に通知されたこともありますが、ユーザーとしては法律に触れる行為にはあたらないため、違法性はありません。

無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について

日本語に完全対応しているBybitは、日本人にとって使いやすく、おすすめの海外の仮想通貨取引所のひとつです。

Binance Japanの概要

binance

Binance Japanは、2023年に日本人を対象としてサービスを開始した仮想通貨取引所です。Binance Japanの特徴は以下の通りです。

  • Binance JapanはBinanceグローバルの日本支社として2023年からサービス提供をしている
  • Binance Japanは取り扱い銘柄数が47種類で国内の仮想通貨取引所のなかでは最多
  • 日本人ユーザーはBinance Japanのサービスのみを利用できる

Binanceは2017年に設立されてから成長を続け、2024年1月時点で世界最大の仮想通貨取引所となっています。

2022年11月30日までは、Binanceグローバルで海外の仮想通貨取引所として日本からでも利用可能でしたが、金融庁からの認可を受けていない状態での利用が問題視され、警告文が通知されました。

無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について

そこで、Binanceは日本国内でも正式に仮想通貨取引所として運営するために、サクラエクスチェンジビットコインを買収し、Binance Japanを設立しました。

Binance Japanの設立決定に伴い、2022年11月30日から日本国内からの新規登録を停止していましたが、2023年から正式にサービスを開始し、国内の仮想通貨取引所の一つとして運営されています。

BinanceグローバルとBinance Japanの違い

BinanceグローバルとBinance Japanの主な違いは以下の通りです。

  • Binance Japanは日本国内のユーザーのみ利用可能
  • Binanceグローバルに比べて取り扱い銘柄数や仮想通貨サービスに制限がある
  • Binance Japanは金融庁認可で運営しており、破綻時にユーザーの資産は保護対象になる

Binance Japanは、Binanceグローバルの傘下にある日本支社です。

Binanceグローバルは世界中のユーザーが利用する仮想通貨取引所ですが、Binance Japanは日本国内のユーザーのみにサービスを提供しています。

Binanceグローバルは、Binance Japanと比較して、仮想通貨の取扱銘柄数やサービス内容が豊富ですが、金融庁からの認可を受けていないため、ユーザーの資産保護がありません。

一方、Binance Japanは、金融庁からの認可を受けて運営しているため、Binanceグローバルと比較するとサービス内容が限定されますが、ユーザーの資産は保護されます。

2022年にFTXが破綻した際、預けていた資産を失ったユーザーが世界中に数多くいました。

しかし、日本支社であるFTX Japanのユーザーは、金融庁の資産保護制度により、預けていた資産を全て取り戻すことができました。

この事例からも分かるように、日本国内のユーザーは、Binance Japanを利用することで、Binanceのサービスを安心して利用できます。

Binanceグローバル Binance Japan
取り扱い銘柄数 300種類以上 47種類
レバレッジ取引 最大125倍対応 取り扱いなし
ステーキング 対応 対応
ローンチパッド 対応 非対応
資産保護 なし あり
日本円入出金 非対応 対応

Binanceグローバルは日本では使えない

日本国内からのBinanceグローバルでの新規口座開設は、2022年11月30日以降停止されています。

Binance Japanのサービス開始後も、日本国内のユーザーはBinanceグローバルを利用できません。

Binanceグローバルで過去に口座開設していた既存ユーザーも、Binance内部での移行作業が完了しているため、現在ではBinance Japanのみを利用できます。

【全10項目】BybitとBinance Japanの比較一覧

続いて、BybitとBinance Japanのサービス内容を、主要な項目ごとに比較していきます。

取り扱い銘柄数

Binance Japanは、2024年1月時点で国内最多の47種類の仮想通貨を取り扱っています。

設立当初から徐々に種類を増やしており、将来的には100種類以上の取り扱えるよう目指しています。

Bybitは、海外の仮想通貨取引所であり、170種類以上の豊富な銘柄を取り扱っています。

ローンチパッドなどのサービス提供しつつ、新規銘柄の上場を積極的に推し進めています。

アルトコイン、ミームコイン、草コインなど幅広い銘柄への分散投資を行う場合は、Bybitの方が利用しやすいでしょう。

Binance Japanは、Bybitと比べて草コインなどの取扱い銘柄は少ないものの、主要なアルトコインなどの取引は十分に行えます。

Binance Japanの取り扱い銘柄

BTC ビットコイン
ETH イーサリアム
ETC イーサリアムクラシック
DOT ポルカドット
BNB ビーエヌビー
SOL ソラナ
AVAX アバランチ
MATIC ポリゴン
XRP リップル
DAI ダイ
QTUM クアンタム
ALGO アルゴランド
ADA カルダノ
ENJ エンジンコイン
SAND サンドボックス
ASTR アスター
BCH ビットコインキャッシュ
XLM ステラルーメン
ATOM アトム
BAT ベーシックアテンショントークン
IMX イミュータブルエックス
GRT ザグラフ
MKR メイカー
XTZ テゾス
LTC ライトコイン
IOST アイオーエスティー
XEM ネムコイン
AXS アクシーインフィニティ
CHZ チリーズ
DOGE ドージコイン
JASMY ジャスミーコイン
LINK リンク
RNDR レンダートークン
MANA マナ
EOS イオス
GALA ガラ
APE エイプコイン
KLAY クレイ
LSK リスク
SHIB
シバイヌトークン
HBAR
ヘデラ・ハッシュグラフ
NEAR
ニアプロトコル
OP
オプティミズム
ARB
アービトラム

現物取引の手数料

Binance Japanの現物取引の手数料は、一律0.1%です。しかし、独自トークン「BNBトークン」を支払い通貨として利用することで、25%割引(0.075%)になります。

さらに、Binanceグローバルと同じく、Binance JapanでもVIPランクプログラムで取引手数料を引き下げられます。

1番上位のVIPランクになれば、メイカー側で0.0120%、テイカー側で0.0240%まで引き下げることができ、さらにBNBトークンで手数料支払いをすると、メイカー側で0.009%、テイカー側で0.018%まで引き下がります。

一方で、Bybitでの現物取引の取引手数料も、一律で0.1%かかります。Bybitでも、VIPプログラムを採用しており、VIPランクを高くすればするほど取引手数料を安くできます。

一番上位のVIPランクになると現物取引の取引手数料は、メイカー側で0.005%、テイカー側で0.02%まで下げられます。

Binance JapanとBybitを比較すると、VIPランクによって手数料が異なるため、一概にどちらが安いとは言えません。

最高VIPランクで比較すると、メイカーでの取引の場合はBybitのほうが現物取引での取引手数料が安く、テイカーでの取引の場合はBinance Japanのほうが安いです。

Binance Japan Bybit
一般ユーザー 一律0.1% 一律0.1%
最高VIPランク メイカー:0.012%(BNB利用 0.009%)
テイカー:0.024%(BNB利用 0.018%)
メイカー:0.005%
テイカー:0.02%

デリバティブ取引の手数料

Binance Japanでは、デリバティブ取引は提供しておらず、現物取引のみ対応しています。そのため、デリバティブ取引の手数料は発生しません。

Bybitの先物取引の手数料は、メイカー側で0.025%、テイカー側で0.075%です。BybitではVIPプログラムを採用しており、VIPランクを高くすればするほど取引手数料を安くできます。

一番上位のVIPランクになると、先物取引の取引手数料は、メイカー側で0%、テイカー側で0.025%まで引き下げられます。

また、レバレッジトークンの取引には、償還手数料0.5%と、管理手数料0.05%が必要です。

VIPランクによって手数料が異なる

VIPランク 先物取引手数料
一般 テイカー:0.0550%
メイカー:0.0200%
VIP1 テイカー:0.0400%
メイカー:0.0180%
VIP2 テイカー:0.0375%
メイカー:0.0160%
VIP3 テイカー:0.0350%
メイカー:0.0140%
VIP4 テイカー:0.0320%
メイカー:0.0120%
VIP5 テイカー:0.0320%
メイカー:0.0100%
VVIP テイカー:0.0300%
メイカー:0.0000%
Pro1 テイカー:0.0320%
メイカー:0.0100%
Pro2 テイカー:0.0320%
メイカー:0.0050%
Pro3 テイカー:0.0300%
メイカー:0.0000%
Pro4 テイカー:0.0275%
メイカー:0.0000%
Pro5 テイカー:0.0250%
メイカー:0.0000%

入金手数料

Binance Japanでは、日本円の入金、仮想通貨の入金のどちらにおいても入金手数料はかかりません。

しかし、銀行振込での日本円の入金の場合には、振込手数料がかかるため注意が必要です。

Bybitでは、日本円の入金には対応していないため、国内の仮想通貨取引所などからBybitへ仮想通貨送金で入金する必要があります。

仮想通貨の入金の場合、Bybitでは入金手数料はかかりません。

仮想通貨の入金の場合は、仮想通貨銘柄ごとに最低入金額が設定されているため、最低入金額以上の金額を入金するようにしましょう。

また、クレジットカード入金という方法でBybitで仮想通貨を購入することもできますが、入金手数料がかかります。

クレジットカード入金の場合は、国際ブランド「Mastercard」と「VISA」のみを利用できます。

Binance Japan Bybit
日本円入出手数料 無料 非対応(クレジットカード入金の場合は2.7%~3.05%)

出金手数料

Binance Japanから日本円を出金する際は、出金手数料が一律150円がかかります。

また、Binance Japanから仮想通貨を出金するときにも出金手数料がかかりますが、仮想通貨銘柄ごとに出金手数料は設定されています。

Bybitは、日本円の入金と同じように日本円の出金には対応していません。

クレジットカードでの出金も対応していないため、仮想通貨の出金のみ可能です。

仮想通貨を出金するときは、仮想通貨銘柄ごとに出金手数料が設定されています。

ビットコインやイーサリアム(ERC-20規格)は、ネットワーク上の取引手数料の関係で、出金手数料が割高に設定されています。

Binance Japan Bybit
日本円出金手数料 150円 非対応
仮想通貨銘柄 Binance Japan Bybit
ビットコイン(BTC) 0.00038BTC 0.00068BTC
イーサリアム(ETH):ERC20 0.0028ETH 0.0027ETH
リップル(XRP) 0.25XRP 0.25XRP
BNB 0.0012BNB 0.0005BNB
ソラナ(SOL) 0.008SOL 0.01SOL
カルダノ(ADA) 1ADA 0.8ADA
ポリゴン(Matic):Polygon 0.3Matic 0.1Matic

最大レバレッジ

Binanceグローバルではレバレッジ取引に対応していますが、Binance Japanでは2024年1月時点では対応していません。

そのため、Binance Japanでは現物取引のみ可能です。

Bybitではレバレッジ取引に対応しており、最大100倍のレバレッジ倍率をかけて取引できます。

独自トークンの有無

Binanceグローバルでは、BNBトークンと呼ばれる独自トークンを発行しています。

BNBトークンは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発されました。

イーサリアムネットワークと互換性のあるBNBネットワークも開発されており、世界中のユーザーに利用されています。

イーサリアムネットワークに比べて処理速度が速く、取引手数料も安いため便利です。

BNBトークンは、時価総額ベースではすべての仮想通貨銘柄の間で第4位に位置しています。

Binanceでは、BNBトークンで取引手数料を支払うと手数料が25%割引になったり、ローンチパッドで預け入れるトークンになったりと、Binanceのサービス内で広く利用されています。

Bybitは、以前BITトークンと呼ばれる独自トークンを発行していました。

BITトークンは、2023年5月のMantleのリブランディングに伴って合併しています。

MantleもBNBネットワークのようにイーサリアムネットワークと互換性のある独自ネットワークを運営しています。

MantleトークンはBybitでは、ローンチパッドでの預け入れトークンとして使われています。

ボーナス・キャンペーン

Binanceグローバルでは、口座開設のキャンペーンなどさまざまな種類のキャンペーンでボーナスを獲得できます。

しかし、Binance Japanでは、口座開設のキャンペーンなどは開催されていません。

BinanceグローバルからBinance Japanへの移行を記念してのイベントも開催されましたが、特典のBNBトークンを貰えたのは抽選で当たった数名のユーザーのみでした。

国内の仮想通貨取引所は、海外の仮想通貨取引所と比較して全体的にキャンペーンなどは控えめですが、今後のBinance Japanのキャンペーンのニュースには注目が集まります。

Bybitは、海外の仮想通貨取引所なので、さまざまなイベントやキャンペーンでボーナスを獲得できます。

招待コードを利用して新規口座開設していくつかの条件を達成するだけでボーナスとしてUSDTを受け取れます。

招待コードでの詳しい口座開設方法は以下の記事を参考にしてみてください。

ボーナスで獲得したUSDTは、出金したり他の仮想通貨銘柄に交換したりはできないものの、レバレッジ取引の証拠金などに利用できます。

ボーナスを証拠金にあてることで、自分の資産を減らすことなくトレードできるため、実質リスクフリーで利益を稼ぐチャンスがあります。

スマホアプリ

Binance JapanとBybitは両方ともスマホアプリをリリースしています。

Binance Japan公式アプリ

Bybit公式アプリ

Binance Japanは日本支社なので、日本語表記で利用できます。

Bybitも日本語に対応しているため、日本人のユーザーでも使いやすいスマホアプリとなっています。

Binance Japan、Bybitの両方ともスマホアプリだけで口座開設から本人確認(KYC)や仮想通貨取引などを完結できます。

スマホアプリの内容も両方ともが洗礼された設計になっており、はじめてのユーザーでも戸惑うことが少ないです。

全体の利用しやすさという点では、全体の仮想通貨取引所のなかでもトップレベルといえるでしょう。

日本語サポート

Binance Japanは、Binanceグローバルの日本支社なので日本語でのサポートも問題ありません。

Bybitは、海外の仮想通貨取引所ですが、公式サイトだけでなくサポートセンターも完全に日本語に対応しています。

そのため、Bybitでトラブルなどが起きたときも日本語で対応してもらえるため安心して利用できます。

直訳ではなく、自然な日本語での丁寧な対応なので、サポートを受けているときも戸惑うことがありません。

Binance JapanよりBybitがおすすめの人

ここまでBinance JapanとBybitのサービス内容を比較しましたが、どちらの取引所を選ぶか迷う方向けに、Bybitがおすすめな人を紹介していきます。

レバレッジ取引がしたい人

レバレッジ取引は、預け入れた証拠金に対してレバレッジ倍率を適用することで、通常よりも大きな資金で取引できる方法です。

相場の上げ下げに関係なく利益を稼ぐチャンスがあるため、多くのトレーダーが活用しています。

国内の仮想通貨取引所でもレバレッジ取引を提供しているところがありますが、Binance Japanでは現時点でサービス提供がありません。

そのため、レバレッジ取引をご希望の方には、Bybitがおすすめです。

Bybitでは、最大100倍のレバレッジ倍率に加え、充実したトレード環境を提供しています。

さらに、取引ボリュームは世界2位(Binanceに次ぐ)であり、独自の強固なサーバーで運営しているため、不自然な価格変動が起こりにくく、安定したトレードが可能です。

多くの銘柄数を取引したい人

Binance Japanの取り扱い銘柄数は、全47種類と国内の仮想通貨取引所のなかでも最多ですが、Bybitなどの海外の仮想通貨取引所と比較すると物足りなさを感じます。

Bybitでは、170種類以上の取り扱い銘柄があり、日々新規上場銘柄もふえつづけているため、多くの銘柄を取引したい方は、Binance JapanよりもBybitの方がおすすめです。

Bybitであれば、草コインやミームコインなどの取り扱いも豊富なので、さまざまな銘柄への分散投資に適しています。

Bybitを利用すれば、普段目にする銘柄は制限なく取引できるでしょう。

MT4を使いたい人

Bybitでは、取引ツールである「MT4」を利用してのトレードができます。

MT4は、世界中のトレーダーに愛用されている取引ツールです。

MT4を利用すれば、少ない操作で素早く注文を約定できるほか自動売買ツールを導入しながらトレードができます。

MT4は、FX取引や差金決済取引(CFD)でよく利用されていますが、仮想通貨取引所として利用できる場所はまだ数が少ないです。

しかし、BybitはMT4に対応しているため、仮想通貨取引での自動売買ツールも利用できます。

普段からMT4でのトレードに慣れている方や、自動売買ツールなどを利用したい方は、Bybitがおすすめです。

BybitのMT4のはじめ方や注意点などが気になる方は、以下の記事に目を通してみましょう。

関連記事Bybit(バイビット)MT4の始め方|口座開設からダウンロード方法まで徹底解説

公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/

BybitよりBinance Japanがおすすめの人

続いて、BybitよりBinance Japanがおすすめの人をご紹介していきます。

すでにBinanceを使い慣れている人

Binance Japanは、公式サイトや公式アプリの両方で取引できますが、そのどちらもBinanceグローバルの設計を引き継いでいます。

そのため、以前からBinanceグローバルを利用していた既存のユーザーは、Binance Japanを利用した場合も特に困惑することはないでしょう。

仮に、Binanceグローバルの既存ユーザーの方であれば、BybitよりもBinance Japanの方がストレスなく利用できるためおすすめです。

主要通貨での取引を予定している人

Bybitと比較したときに、Binance Japanが物足りなく感じるポイントとして、仮想通貨の取り扱い銘柄数の少なさが挙げられます。

Binance Japanは、全47種類の取り扱い銘柄数があり、国内の仮想通貨取引所のなかでも最多となっていますが、170種類を取り扱っているBybitと比べるとどうしても不便に感じます。

しかし、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要銘柄であれば、Binance Japanでも問題なく取引できます。

万が一破産などに陥った場合でも、Binance Japanは資産保護の対象になるため、Bybitよりも安心して利用できます。

Binance Japanは、SNS上でよく目にするようなアルトコインも取り扱っているため、草コインやミームコインなどを取引したい場合を除いては、Binance Japanでも十分対応できることが多いです。

日本円を使って取引したい人

Bybitは海外の仮想通貨取引所のため、銀行口座からの直接的な入出金には対応していません。

入金は仮想通貨での送金のみとなり、価格変動リスクや紛失リスクを伴うため、初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。

一方、Binance Japanは日本で運営する取引所であり、日本円の入出金がスムーズに行えます。

入金手数料は無料、出金手数料もわずか150円と、非常に利用しやすい環境です。

仮想通貨の送金でのトラブルは原則自己責任となりますが、日本円の入出金でトラブルが起きた場合は、Binance Japanのサポートセンターでの対応を受けられる点も安心です。

Binance JapanからBybitへの送金方法

Bybitを今後メインの仮想通貨取引所として利用したい方は、Binance JapanからBybitへの送金が必要になります。

慣れない送金では、最悪の場合、送金したはずの仮想通貨をすべて紛失するリスクもあるため、一度ここで手順を確認しましょう。

Binance Japanは、仮想通貨送金での手数料を仮想通貨銘柄ごとに設定しています。

ビットコインやイーサリアムは基本的に送金手数料が割高でおすすめできないため、今回はリップル(XRP)の送金方法をご紹介します。

リップルは、送金速度が速く・送金手数料が安いため仮想通貨送金に特化した仮想通貨です。

時価総額も大きく、急な価格変動を起こしにくいため、送金中の価格リスクも比較的抑えることができます。

step
1
Bybitのウォレットアドレスを確認する

まず最初に、リップルを購入する前にBybitのリップルのウォレットアドレスを確認しましょう。

リップルを購入してからウォレットアドレスを確認しても問題はないですが、価格変動リスクを抑えたい場合は、事前にBybitのウォレットアドレスを確認しておくことをおすすめします。

Bybitのアプリにログインして、「資産」をクリックして自分の口座情報を表示しましょう。

資産をクリック

「入金」を選択後に、「暗号資産を入金する」を選択します。

入金をクリック

暗号資産を入金する

次に、入金したい仮想通貨銘柄の選択画面が表示されるため、検索欄に「XRP」を入力して、XRPを選択します。

XRPを検索して選択

Bybitのリップルを入金する「ウォレットアドレス」と「タグ」が表示されるため、コピーしましょう。

ウォレットアドレスとタグをコピー

XRPの送金はウォレットアドレスに加えて、7桁の数字で表記されている「タグ」の項目を入力しないとBybitの自分のウォレットに入金が反映されません。

そのため、必ずタグも送金時に入力しましょう。

step
2
Binance JapanにBybitのウォレットアドレスを登録する

Bybitのウォレットアドレスとタグを確認したあとは、Binance Japanにウォレット情報を登録しましょう。

登録しなくても、その場でのコピー&ペーストでも問題なく送金できますが、ウォレットアドレスを一度Binance Japanに登録したほうが、ミスなく毎回確実に同じ送金先に送金できるため、登録をおすすめします。

Binance Japanの公式アプリにログインして、アカウント画面を表示後に歯車マークをクリックして設定画面を表示しましょう。

歯車マークをクリック

設定画面の「暗号資産出金設定」をクリックするとアドレス登録画面が表示されます。

暗号資産出金設定をクリック

右上の+マークをタップして「通貨」を「XRP」に、「ネットワーク」を「Ripple」に設定して、Bybitのウォレットアドレスとタグをそれぞれ入力して保存しましょう。

+マークをタップ

XRPとRippleを選択

step
3
Binance Japanでリップル(XRP)を購入する

Binance Japanのウォレットに日本円(JPY)を準備した状態で、送金するためのリップルを購入する必要があります。

Binance Japanの公式アプリにログインして、「取引」をクリックしましょう。

取引をクリック

「取引」をクリックすると現物取引の画面が表示されますが、現物取引の項目で取引できる通貨ペアはBTCやETH、BNBのみで日本円(JPY)には対応していません

画面上部の「フィアット」の項目をクリックして、「仮想通貨の購入」の欄から「ウォレット(JPY)」を選択すると、日本円を使用しての取引できる画面が表示されます。

フィアットをクリック

ウォレットをクリック

ここでの購入形式としては、ほかの仮想通貨取引所の販売所のような形式で取引します。

購入したい金額を日本円で入力して、「Buy」の項目を「XRP」に設定して、「XRP購入」を選択すると、日本円でリップルを購入できます。

XRPを選択

step
4
Binance JapanからBybitのウォレットアドレスにリップルを送金する

Binance JapanからリップルをBybitに送金するときは、「ウォレット」から「出金」を選択しましょう。

ウォレットをクリック

出金をクリック

銘柄選択画面でXRPを選択すると、XRPを出金する手続き画面が表示されます。

XRPを選択

「アドレス」の項目にある人型の小さなマークを選択すると、先ほど登録したアドレス帳の一覧が表示されるため、アドレス帳内の情報を選択すると自動的にウォレットアドレスタグの欄が入力されます。

人型マークをクリック

送金したいリップルの量を入力して、入力した情報の最終確認ができたら「出金」を選択すると、リップルのBybitへの送金手続きが開始されます。

Binance Japanの運営側で送金手続きの申請内容を確認したあとに実際に送金が開始され、まもなくBybitに入金されます。

送金ミスでの紛失リスクを少なくするためにも、最初に送金するときは、テスト送金として少額のリップルを送金し、Bybitへ入金されることを確認してからすべてのリップルを送金すると安全です。

まとめ

今回は、Binance JapanとBybitを各項目ごとに比較しました。

Binance Japanは国内の仮想通貨取引所としてサービスを開始したため、取り扱い銘柄数や各種サービスに制限があり、不便に感じるポイントも存在します。

しかし、日本円への対応、万が一のときの手厚いサポート、資産保護の有無などを考慮すると、Binance Japanの方が利用しやすいユーザー層も多くいます。

今回比較した内容を踏まえて、Binance JapanとBybitのどちらが自分に適した仮想通貨取引所なのかを見極めましょう。

もし、Binance JapanからBybitへ移行する場合は、資金をBybitへ送金する必要があります。送金するときは、送金速度が速く、送金手数料が安いリップルを利用するのがおすすめです。

仮想通貨の送金は、最悪の場合すべての資産を失うリスクもあるため、今回の記事の手順通りに慎重に行い、事前に少額でのテスト送金を行っておくと安心です。

公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/

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